最前線シリーズ

 

夏限定の光の空間演出!

サイン&ディスプレイ編集部 川崎玲美
 
夏の納涼イルミネーション
 冬に多いと思われがちなイルミネーションですが、近年、夏でも各所で行われるようになりました。
 寒い冬の夜には、寄り添うカップルが多くみられますが、夏の夜には友だち同士でわいわい観賞する人も多くいます。
 とくに賑やかなイルミネーションといえば、今年初めて開催した東京ミッドタウンの「SUMMER LIGHT GARDEN」です。2015年7月17日から8月30日まで行われた同イルミは、芝生広場の奥に設置された無数のLEDで涼しげなひかりの滝を表現。さらに1時間に3回、音に合わせてひかりの花火が打ち上がります。花火のコンテンツは複数用意されており、毎回異なる演出が展開。また、同イルミのとなりでは、BACARDI MIDPARK CAFEが夏の間限定でオープンし、お酒を楽しみながらイルミネーションを観賞する人で賑わっていました。

  3点とも東京ミッドタウン

 そのほか、東京タワーでも、同年6月1日から8月31日まで、七夕の天の川をイメージしたイルミネーションが実施され、天井にきらめく天の川が流れロマンチックな夜を演出していました。

東京タワー内 東京タワー外

水族館で行われた光の演出
 2015年7月10日にグランドオープンした「エプソン アクアパーク 品川」をはじめ、光の演出を行う水族館が増えました。
 今回、編集部が注目したふたつの水族館を紹介します。
 ひとつ目は「エプソン アクアパーク 品川」。
もっとも心惹かれたのは、ウォーターカーテンと光の演出で、ダイナミックなイルカパフォーマンスが楽しめる「ザ スタジアム」です。円型のプールの中央に落ちるウォーターカーテンが色とりどりな光で照らされます。すべての演出が見事にコラボしたパフォーマンスは、迫力満点で、心奪われました。プログラムは季節にあわせて変わり、さらに、昼と夜で異なる内容になります。オープン時、昼間の「デイパフォーマンス」では、夏らしい曲と水しぶきの演出で観客を楽しませてくれました。光の演出は夜の「ナイトパフォーマンス」の方がより美しく見えます。
 ふたつ目は、東京スカイツリータウン内にある「すみだ水族館」です。こちらでは、日本最大級のペンギンプールへ、花火をイメージしたプロジェクションマッピング「ペンギン花火」を7月18日から31日まで投影。映像の光に興味をもったペンギンたちが光を追いかけるしぐさはとてもかわいいです。

エプソン アクアパーク 品川 すみだ水族館

 来年も多くの夏限定イルミネーションが行われることが予想されます。今からわくわくしますね!



Back


トップページへ戻る



2015 Copyright (c) All Japan Neon-Sign Association