発信簿

 

外国語表記のガイドラインを

  東北支部 山田 浩


 2016年がスタートし、これからの日本経済の見通しは…などと、経済評論家でもないので何とも言えませんが、最近、日本を訪れる外国人観光客の増加には、目を見張るものがあります。インバウンド(海外からの旅行客)がアウトバウンド(日本からの海外旅行客)の数を超える勢いだとか。爆買いが占める国内の個人消費は、もはや、無視できないほどの比率になってきているようです。
 われわれの仕事に於いては、4年後に控えた東京オリンピックに向けての準備が、そろそろ動いてくるのか?と期待しているところでしょう。
 これから、ますます外国人の方が日本を訪れることになると、今以上にユニバーサルデザインに適合した、案内サイン・標識などの需要も多くなってくるのではないでしょうか。ビジネスホテルやショッピングセンター・公共施設など、必ずといっていいほど、英語・中国語・韓国語などの言葉が、併記されています。
 自社でもクライアントからの要望で、サインに外国語に翻訳して表記を求められ、辞書や翻訳ソフトなどで対応していますが、これで本当に外国人の方に分かるか、半信半疑でもあります。日本にある看板の表記の中には、お国の方が、思わず吹き出してしまうような表現もあるらしく、これから業界においても、サインの外国語表示に関してのガイドライン作りが必要となるでしょう。


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