ネの字通信

 
 第27回 安全衛生推進大会  
関東ネ協 安全対策委員会 高山幸雄

  平成28年2月17日(水)13時より定刻通り、関東ネ協主催の第27回安全衛生推進大会が東京屋外広告ディスプレイ健保会館にて開催されました。
  司会進行は、3年連続で冗舌な冨田委員による式次第の案内によりスタート致しました。続きまして、今井安全対策副委員長の開会宣言に始まり、横山理事長の挨拶、上野委員長の挨拶の後に中野委員より全ネ協(平成28年度 安全標語)の入選作品の発表がありました。
□第1席 『あわてるな 慣れた作業に 死角あり』
  アオイネオン(株) 水島正廣殿 (関西支部)
□第2席『日々確認 毎日変わる 危険箇所』
  (株)オートレント 上野拓也殿 (関東甲信越北陸支部)
□第3席 『うまくやるより確実に 早くやるより安全に』
  (株)オガワ 吉岡奈由殿 (中国支部)
  入賞者の皆様、おめでとうございます。また、今回の作品を念頭に『無事故・無災害』を目標に安全作業を心掛けたくお願い申し上げます。
  次は高山委員による平成27年度、全ネ協補償制度による事故事例の発表を行いました。やはり毎回の事ですが、塗料及び金属粉の飛散に伴う周辺車輌の汚損などの事象事故が目立ち、多額な損害額が発生致しました。
  天候不良時等の無理な施工をせず、出来る限りの飛散防止養生を行い、的確な判断のもとに安全施工を実行すれば防げる事案だと思います。
  また、クレーン車による揚重作業で荷揚部材の落下事故の事案として建物の損傷等も発生したとの事で、正確な玉掛け、吊荷の状態の慎重な確認で防げる事故だと報告致しました。
  続きまして、今回のメインテーマでもあるAIU損害保険鰍フ田中様、虚ロ険ネットワークセンターの西村様による安全講習です。
  (第一部)田中様より企業を取り巻くリスクと保険の説明があり、リスク管理の強化こそが保険料自由化の時代に保険料削減に繋がる旨の説明が分かりやすく行われました。
  (第二部)西村様による、会社を守る保険管理手法としての保険管理の効率化と財務対策の説明がありました。保険管理一覧表を作成する事により、補償の重複等の全体像が見えリスク対応がされない部分が明確になる等、各保険の始期・終期の統一が可能となり、保険の統一化が図れるメリットがコスト管理に反映されるとの大変貴重な説明を戴きました。西村様・田中様、有意義な講義ありがとうございます。
  次に安全の誓いを兜カ宣の新田京介様にお願いし、参加者全員の唱和で安全に対する気持ちも引き締まりました。続いて安全大会で唯一楽しみな、空くじなしのビンゴゲームが始まり、1等〜5等と参加賞が戴けました。今回、安全対策委員の上位当選も多数ありましたが、次回は辞退も検討かもしれませんね。
  大会の締めくくりに、浅田安全対策副委員長による閉会の辞を持ちまして今大会も無事閉会致しました。長い時間にわたり多数の皆様の参加ありがとうございます。



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