仕事・趣味…センス! |
中国支部青年部、株式会社山口工社の貞廣友貴と申します。 私は、20歳から仕事を始め(最初は異業種でした)いきなり職人さんを動かすという立場につき、沢山の職人さんを見てきました。 どの業種においても作業の流れから次にすること、必要な物の準備など即座に判断し行動しなければなりません。これらが出来る人、出来ない人、やる人、やらない人。これは職人さんのセンス(物事の微妙な感じをさとる心の動き、感覚)ではないかと感じます。 例えば、グラインダーの切断歯。同じ歯を使っても人により1枚で切断出来る数が違ってきます。厚いから、長いからといって力を入れれば切れるものではありません。どれ位の力でどの場所に当てて切るか、「ココッ!」というポイントが見つけられるかというのは、その人のセンスではないかと思うのです。もちろん経験年数もありましょうが、センスのある職人さんは作業をする都度、頭の中で瞬時にデータ化し失敗や成功の原因を深く考察しているように思います。それがセンスを磨くということに繋がっているのではないでしょうか。 話は変わって私の趣味の一つに釣りがありますが、友達数人で釣りに行くと釣果に差が出ます。同じ場所に投げても釣れる人、釣れない人がいる。竿先・ルアーの微妙な動かし方、糸の繊細な動きからのフッキング!など釣るための要素は様々ですが、トライ&エラーを繰り返しながらデータを取り次に備える。やはり趣味も仕事と同様にセンスが大事なようです。 全国各地から業界を先導している企業が集まるネオン協会で、豊富な経験や知識を持った方に沢山お会いし勉強させていただき、自分自身もセンスを磨いていきたいと思っておりますので皆様どうぞ宜しくお願い致します。 |