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■ 腕自慢・ワザ自慢 116
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北海道支部 (株)タイセイデンコウ
足森 穣さん |
――6年前に三代目社長に就任なさった足森さんですが、日々のお仕事の内容がガラッと変わったのではないですか?
そうなんです。先代の社長が急逝され、急遽社長になりました。それまではずっと現場仕事でしたので、最初は戸惑いましたが今となれば何とかなるものです。色々話を聞かせてもらったり、勉強させて貰いました。これも先輩方のおかげです。
――朝はいつもどんなことをなさるのですか?
会社は8時からですが、私は7時には出社します。寒い季節はストーブで中を暖めておいたり、朝礼の準備をしたり、仕事の段取りを組み立てます。取り付け専門の施工の現場仕事は帰りの時間がバラバラになるので、皆で顔を合わせるのは朝しかないので、貴重な時間です。
――心がけていらっしゃるのはどんなことですか?
お客さん第一ということを皆で徹底しています。まずお客様をお待たせしない。打ち合わせ時間に遅れないように早めに移動する。簡単な事ですが、大事な事です。また電材・部材など新しい材料が出る度に社員全員で勉強会を持ちます。それも朝の時間を使います。
――ご趣味はなんですか?
趣味という趣味は特にないのですが、子ども6人、孫が16人いて、孫と順番に遊んでます。週末毎に何人か順繰りに。いっぺんに相手はできないので。
――それは賑やかですね。足森さんはお幾つなんですか?
54歳です。
――え〜、そんなお若くて16人もお孫さんがいらっしゃるのなんて、それは素晴らしいですね。それこそ一番の自慢ですね。 |
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■ う・ち・の・会・杜 144 ■
四国支部 (株)岡ネオン工業所
岡 佳寿也さん |
岡ネオン工業所は、昭和40年に岡信義さんが独立創業しました。会社の設立当時はいざなぎ景気で、「物心ついた頃、親父は朝早くから夜遅くまでいつも忙しくしていました」と、現社長の岡佳寿也さん。
佳寿也さんは18歳の時に同社に入社。2年ほどしてから香川ネオン松山電業社に5年間出向しました。「ネオン管曲げを教えて頂き、良い勉強をさせて頂きました」。それから岡ネオン工業所に戻り、5年して社長に就任。信義さんは一線を退き会長に。
「安全に気を配り、丁寧な仕事をして、なおかつ納期厳守。親父の教えは今も忠実に守ってます。もう一つ、仕事は段取りが一番重要と教わりました」。
ネオンの受注が減ってきた昨今、工場のネオン加工部屋は、今ではインクジェットプリンターとパソコンが並びます。
従業員は7名。看板、内照式看板、ポールサインなど制作・施工が主な業務です。「ユニック車や20mの高所作業車を揃えているので、施工は自信があります。機動力をいかして、四国はもとより中国地方、関西圏へも出張します」。
コンプラインス遵守の時代、安全面により気を配るようになったということです。「高いところは慣れてしまうとかえって危険なんです。怖さがなくなると気が緩みます。低い脚立での怪我が意外に多いといわれています」。
ところで、四国支部は和気藹々として皆さん仲良いですねとの問いに、「団結力がありますね。仕事のやりとりは勿論ですが、各県持ち回りで年に4回のゴルフも楽しみです。助け合い、競い合う良き仲間です」。
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