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■ うちのカンバン娘 29
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九州支部 (株)堀田商事
ナツさん(♀) |
――推定2歳、ちょっとポッチャリ気味のナツ(上の写真は子猫時代)は、猫とはいえ、れっきとした掘田商事の一員です。
事務所で共に過ごす時間が多いMさんいわく「外から帰ってくる社員は皆どこにいるのと?ナツを探します。アイドルのような存在です」
堀田商事のカンバン猫はナツで三代目です。社長が拾ってきた初代の猫(ミーコ)は残念なことに若くして病死し、猫の譲渡会で、やはり社長が貰ってきたのが二代目ミーコ。二代目は長期休みにお隣に預かってもらったら居心地が良かったらしく、結局そのまま居着いてしまいました。ナツは知人から譲って貰ったそうです。
というわけで堀田商事には常にカンバン猫の存在がありました。
一番の利点は心が癒やされること。皆がかわいがっているので社内の雰囲気も和気藹々としているようです。餌やトイレ始末も分担でこなします。
「お客様もかわいがってくださるので、仕事の話もスムーズに進むような気がします。一度営業さんの鞄の中に入り込んでしまったことがありました。最近のお気に入りは神棚の上(写真下)で、終始寛いでいます。脱走癖があり、不用意に開けたドアから逃げ出した時は総出で探します。少々太り気味なのが心配ですが、これからも皆の“癒やし”でいてくれるよう願っています」と、ナツの姉さん的存在(?)のMさん。
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■ う・ち・の・会・杜 145 ■
中国支部 (株)カネミツ工芸
金光俊幸さん |
カネミツ工芸は、昭和54年に金光重幸さんが創業。昨年8月に72歳で急逝され、二代目である金光俊幸さんが45歳で社長に就任しました。
「社長がいなくなるなんてまったく予想しなかったことなので、正式に書類などが整ったのはつい半年前です」
中国地方でパチンコ店のカンバンはカネミツと言われたように「先代は昔は夜も遅くまで、日曜日も休まず仕事ばかりしていたように思います。今までの業務記録を見ると300店舗以上受注していますね。カンバンの話をするのが本当に楽しそうだった。家庭は二の次でしたが」と俊幸さん。
同社で一緒に仕事をしたのは20年程とのこと。そんな右肩上がりの名残も経験しつつ、俊幸さんは厳しい時代の舵取りを担います。
主な業務内容は創業当初から変わらず屋内・外の広告全般、 設計・制作・施工です。
「今も昔もお客様が満足してくれる事が一番の喜びですね。大変な仕事も喜んでもらえると苦労が吹っ飛んでしまいます。いつも色々な業務でバタバタしがちですが、お客様に喜んでもらう為に仕事をしている感じです」。従業員は5名。チームワークは抜群です。
昨今サイン業界の技術革新や変革が早いので、時代に即した技術の習得と、お客様のニーズを的確に把握し、今後は新しい業務の展開もと、先を見据えて知恵を絞ります。
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