ネの字通信

 
 日立照明製品工場研修会  
関東ネオン業協同組合 協和電子(株) 亀田和美

 残暑の残る9月28日(水)、19名の参加者で日立アプライアンス(株)青梅事業所にて工場見学させて頂ける実に貴重な体験をさせて頂きました。
 特に蛍光ランプの製造工程における技術説明に関しましては、またとない体験になりました。私共もネオン管の原管製作に長年携わって来ましたが、他社様の工場見学は、私個人一度も経験がありませんでした。今回ご指導戴いた製造過程における温湿度の留意点やミキシングの重要性などは非常に参考になりました。そして、この技術指導のご厚意を当社の製造ラインに反映させて頂く所存です。
 2020年までに水銀等の問題で事業撤退を模索されている業会の中で青梅事業所様では製造を続けられると伺い、同じ仕組で作られるネオン管業者として勇気付けられる限りです。
 新聞・テレビ等で最近話題になっているカジノ法案や東京五輪などの日本経済を活性化する明るいニュースもございます。
 東日本大震災以来少し暗くなった街並みや屋外広告に携わる人の活気につながればと切に願っております。
 今回、この様な機会を設けて下さいました関東ネオン業協同組合の皆様に深く感謝しております。
 また、先に発生致しました熊本・鳥取地震のお見舞を申し上げると共に一日でも早い復興を心より願っております。

日立照明製品工場は東京の都心から電車で一時間ほど西にあります。同工場は1969年に日立製作所の電球・蛍光ランプなど光源製品工場として設立され、現在では、管球専門工場として事業を行なっています。



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