ワンショット

 
 タウシュベツ橋梁跡  
    
 北海道の“奥の院”のようなところにこんなすごい産業遺跡があるとは思わなかった。何キロにも亘る、ローマの水道橋を思わせる橋で、夏場は附近の山から溶け出た雪水に覆われ水没してしまうから、幻の橋ともいわれる。
 明治、大正期には日本の産業に貢献したが、今は伝説の中で存在感を発揮している。糖平(ぬかびら)温泉から四輪駆動車で30分、誰もが容易に近づくことは出来ない。
関東甲信越北陸支部 H.O.


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