点検業務の落とし穴−点検後に看板が落下したら− |
10月19日(水)関東ネ今日安全対策委員会主催の勉強会が開催され、第一部では点検業務を請負う時の注意点や、点検業務中の注意点、災害が起きた時の注意点を述べさせて頂きました。今回のポイントは、点検業務を請負う場合は依頼主と点検箇所や点検項目を確認し、点検表を作成することが重要だということだと思います。 なぜこの題目かというと、点検業務に携わる方達がもしも事故に遭った時に点検箇所や点検項目になかった事で責任を負わされたりすることもあるからです。そこで大事になってくるのが請負契約書という事になります。 それでは、点検業務にだけ請負契約書があればいいのかという事になりますが、そのことについても問題があると思います。そもそも新設での看板設置の時にも、請負契約書がなければ設置後数年経った後に、一度も点検していなかった看板が落下し、その責任を負うことになればどうでしょうか。新設時の請負契約書の中にも今後は点検についての条項が必要になってくると思われます。 第二部では、過去13年間の制度商品による事故事例の発表をさせて頂きました。労災事故での高額保険金支払事例や、事故形態の割合や、工事中及び引渡後の賠償事故の高額保険料支払事例や、事故形態の割合の話や予防策について発表しました。参加いただきました会員様と情報共有できて良かったと思います。 |