Vol.168 |
■ 青年部の勉強会 ■ |
関東甲信越北陸支部 青年部O |
5月12日(土)、『看板屋さんの世界一受けたい授業』という勉強会が東京銀座で開催されました。これは関東ネ協と関東地区屋外広告業組合連合会の両団体青年部が共催で定期開催しています。今回のテーマは“ネオン”と“書き文字”でした。 書き文字は看板製作の手法では原点でありながら、昨今は便利なマシン加工によって職人の数が減ってしまいました。今の若い人はネオンも書き文字も普段の仕事で触れる機会が少なくなりましたが、いざという時にはプロとして必要な技術であります。またネオンや書き文字が相応しいという現場もあります。そういうことで、参加者は講師の話に真剣に耳を傾けている様子がうかがえました。 ネオンの講師は我が青年部、新日本電装の沖田さんが登壇し、ネオン曲げから着管、現場での配線のコツなど写真で分かりやすく解説しました。また、低圧トランスで作ったネオンサインを間近で見てもらい、より理解を深めてもらえたと思います。 一方の書き文字では現役プロ集団による実演を見ることができ、僅かな下書きできれいな文字を描く技に舌を巻きました。絵を描く要領に近いようですが、そもそも字が下手な人にとっては厳しい世界だと感じました。解説の後に三名の参加者が実際に好きな一文字を紙に大きく書き、講師に添削してもらうという場面もありました。我が青年部からは代表の日高ネオン梅根さんが、自身の趣味である釣りから「竿」という一文字を選び、堂々の出来栄えを披露していました。 勉強会の後は新橋の店に場所を移して盛大に交流会を開催しました。幹事さんの粋な計らいでこの店の壁にはちょうど勉強会のテーマと一致するネオンサインと書き文字(文字というよりは絵柄ですが)が施されていて、なお一層の高揚感に包まれながら楽しい会もお開きとなりました。皆、この日に学んだことを明日からの仕事に活かそうと思ったに違いありません。 |
■ 平成30年度屋外広告士試験日程発表 ■ |
一般社団法人日本屋外広告業団体連合会より、平成30年度(第27回)の屋外広告士試験日程が発表されている。試験日は平成30年10月28日(日)全国11会場で実施予定。 受験料は17,500円で、願書受付締切は8月10日(金)となっているので、受験希望者はお忘れなく申込みをお願いしたい。 申込み、問合せは一般社団法人日本屋外広告業団体連合会 試験課(03-3626-2231)まで。 |
■ 文京区 第17回文の京 都市景観賞決定 ■ |
東京都文京区では平成13年度より、景観に関する普及啓発活動の一環として、良好な景観の形成に貢献している建築物、道路、広告物などを表彰する「文の京 都市景観賞」を実施している。第17回は189件の応募物件の中から、景観創造賞など3部門各1点を決定した。 詳細は文京区のHPを参照。 http://www.city.bunkyo.lg.jp/bosai/machizukuri/keikan/toshi/keikanshou17.html ○景観創造賞:公益財団法人三菱経済研究所 ○ふるさと景観賞:湯島天満宮 ○景観づくり活動賞:愛のチャリティー白山まつり |