■ 腕自慢・ワザ自慢 124
■ 四国支部 (有)白馬看板工芸社 石坂 淳さん |
――以前お聞きした「看板を見る人が100人いたら9割は素人、1割がプロの目で見る。それを意識して仕事をする」と言う言葉が心に残っています。 そうでしたね。クオリティは大事です。時間的に難しいこともありますが。面倒くさいということを面倒くさがらないというか。仕事は元々面倒くさいものなんです。大体途中で何か課題が出てくる。それを、まあいいかと思わないで、行程が一歩戻ることになってしまい、時間的に厳しいこともあるのですが、気持ちの問題ですね。そこでやらないと後でモヤモヤする。 ――三代目でいらっしゃいますね。 先代社長と一緒に18年、自分が社長になり17年、それ以前の修業時代が5年で、この仕事に着いてちょうど40年になります。 ――初代から脈々と受け継がれてきた、石坂さんの強みは何ですか? フリーハンドで現場での突然の変更に対応出来ることでしょうか。デジタル化が進んでそういうシーンも少なくなってきましたが、まだ描き文字でしか出来ない表現もあります。 ――そうですね。ところでご趣味は? 競技ゴルフと釣りです。競技ゴルフは個人でエントリーして、初対面のメンバーと試合をします。高知県の代表として本戦の予選を勝ち上がって四国大会本戦に出場したのが最高位かな。僕などは出ただけですが。ベストスコアは71。今の平均スコアは82、83ですね。 釣りは行きつけの舟で、これからの季節は黒鯛。あたりが来たよの声が待ち遠しいですね。写真はベンチプレス選手権大会昨年2位の腕自慢! |