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『横浜サイン展』でネオンの魅力を紹介 |
関東甲信越北陸支部 (株)東京システック 小野利器 |
![]() 横浜といえば、開港の歴史や米軍基地が近いことからネオンを灯した店舗が多い。ランドマークタワーの下に位置するハードロックカフェの巨大サインは存在感抜群。ホテルニューグランドはネオンサインによってクラシカルな雰囲気を漂わせている。本牧町あたりはネオンの似合う渋いバーが点在し、ついはしごしたくなる。そんな魅力漂うネオンサインの写真がパネル展示と小冊子で紹介された。写真は天井から一枚ずつ吊り下げられ、裏面はミラーになっているので、色々なものが写り込んで不思議な展示空間となっていた。 そんな横浜市の取組みに以前から協力をしているのが神奈川県広告美術協会の皆さん。写真の撮影は夜に限られ、しかも一軒一軒オーナーの許可をもらいながらの交渉には苦労されたことだろう。きっとお酒を飲みながらの取材だったであろうと想像するといささか羨ましい気もする。 ![]() ネオンというものは、その演出効果が発揮されるのは夜間のみである。しかし「横浜サイン」として街の魅力をぐっと引き立ててくれ、どことなく懐かしさも与えてくれる存在であることは既に多くの市民が感じているようだ。そのことをあらためて確認できた良い催しであったと思う。 さて、ひと仕事終えたことだし、ネオンの灯るお店で関係者の打ち上げでもしましょうか。 ![]() |