新潟といえばまず何を思い浮かべますか?きっと多くの人がお米を思い浮かべるのではないでしょうか。新潟県内には様々な産地で作られるおいしいお米が数多くあります。まずは、新潟県ではどれくらいのお米が作られているのかと調べたところ、作付面積が116,300ha、収穫量が611,700tでともに全国第1位となっていました。また、米どころ新潟のお米が美味しい理由は3点、気候、水質、土壌が挙げられます。
新潟県は日本海側に位置し周囲を越後山脈に囲まれているため、お米の成長に最適な気温である事と昼夜の寒暖差が大きい事が美味しさの要因なのだとか。また、新潟の山間部では多くの雪が降ります。その雪解け水は、ミネラルや山林の養分を豊富に含んで川に流れ込み、山からの養分豊富な土が信濃川などの河川から運ばれ、粘土質の土壌が出来上がります。新潟県の水田はこうした上質な土によって形成されているので美味しいお米が出来るのです。
新潟のお米と言えば皆さまお馴染みの「コシヒカリ」ですが、実は新潟にはコシヒカリの3大産地なるものがあるのでご紹介します。
@「魚沼産コシヒカリ」
日本屈指の高級ブランドとして認知されている魚沼。 魚沼市は中越地方に位置する、周囲を山で囲まれた盆地地帯です。
A「佐渡産コシヒカリ」
佐渡はトキや金山で有名ですね!佐渡の稲作の特徴として、環境保全型農法が採られています。これは、トキを始めとする様々な生き物と共生しながら米作りをしていくといったものです。
B「岩船産コシヒカリ」
山形県との県境にあり、山々に囲まれた自然豊かな地域です。岩船で美味しいお米ができる理由としては、豊富な水源が挙げられます。平成の名水百選に選ばれた荒川など、いくつもの清流に恵まれており、その水がお米作りに使用されています。
トップブランドとして長年支持されている新潟米の代表格のコシヒカリ。同じコシヒカリという銘柄でもそれぞれの味わいや各地の特徴などを比べてみると面白いですよね。この機会に新潟3大産地米どころの美味しいお米を皆さまも食べ比べてみてはいかがでしょうか?
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