■ 赤壁の謎
■ |
「ややっ、なんだ、この派手なお寺は!」、びっくりしたのは大分、中津市にある合元寺の赤壁。この寺は浄土宗西山派で開山したのは天正15(1587)年、黒田如水と姫路からきた空誉上人であるが、その2年後天正17年に黒田如水が中津の前領主宇都宮鎮房を中津城内で謀殺したとき、その重臣らがこの寺に立てこもって奮戦し、最後を遂げたそうだ。 以来、門前の白壁は幾度塗り替えても血痕が浮かび上がってくるのでついに赤色に塗られるようになったという。口の悪い人は、また白く塗ったらどうなるのか試してみたいといっているという。 |
関東甲信越北陸支部 C.I.
|