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■ うちのカンバン娘 36
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関東甲信越北陸支部 カトウ・サイン工業(株)
川島千夏さん |
――お仕事は何をなさっていますか?
主に営業です。事務職で入社して1年経った頃、営業に移動しないかとなって、まだ半年ですが。だいたい8時過ぎに出社して、メールチェックや見積もり作成、図面描きを終えると営業です。週に2、3回は飛び込み営業もしています。
――飛び込みですか、大変ですね。
私の担当エリアが遠くて1時間半かかるので、「建設速報」で物件の最新チェックして、新しい看板を必要としそうな所を集中的に当たります。もう決まっていたりするとがっかりですが、とりあえず数をこなす!を心掛けています。結果にはなかなか結びつかないですが、年配の方とも会話のキャッチボールができるようにならないと…。
――最初は数をこなすのが一番ですね。
営業は流れがありますね。流れに乗りたいです。
――川島さんは営業に向いてそうですね。明るくて社交的?
営業は好きですね。どちらかと言えば社交的かな。そうありたいとは思ってます。
――ご趣味は?
週末にバレーボールをやっています。中高とバレー部でした。その仲間たちと未経験者も一緒にチーム作ってます。チーム名はLove Chii♡(らぶちぃ)。チームの平均年齢は21歳です。若さでは負けません。週末は試合があります。優勝をねらってます!勝ちに行きます
――ポジションは?
スパイカーです。誰もいない所にスパイクが決まるとホントうれしいです!
――営業もその調子ですね。ファイト! |
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■ う・ち・の・会・杜 164 ■
関東甲信越北陸支部 (株)斗木組
佐々木 啓さん |
斗木組は佐々木啓さんが22年前に創業。15歳で鳶職の仕事に就き8年間の修行。「いつかは自分でやりたい」と、満を持しての独立は25歳の時です。ゼネコンの仕事は株式会社でないと受けられず、1人での創業時から現在の体制に。
「最初は新入社員が長続きせず、4、5年たったころからようやく定着して軌道に乗ってきました」現在は社員12名。経理は創業当初からお母さまが担います。
主な業務は特殊仮設工事、足場掛け、広告塔解体、撤去、建て方など。佐々木さんは協会の講習時の講師としても活躍。主にロープワークや足場の組み方、ワイヤー南京などを担当。「うちは外国人もいるので分かり易く教える場数を踏んだので、鍛えられました。教えるにも技術がいります」。
「これからは社寺仕事もどんどんやっていきたい。鉄骨足場も丸太の足場も両方できるうちが活躍できる。通常は鉄骨が主流ですが、丸太には丸太の良さがあり、鋼管には鋼管の良さがある。京都の社寺仕事は丸太がけです」斗木組は両方得意。「3年前、重要文化財建造物の秩父の内田家(繭の家)の修復に加わりました。毎日夜の9時までかかって大変でしたが、やりがいがありました」。
鳶のユニフォームは府中の豊多屋で誂えた仕立て鳶服。見た目も違うが着心地が違う。何よりやる気が出る!各自好きなデザインで粋に決めています(写真上)。斗木組のモットーは「仕事は集中してやる。何より事故を起こさない。これからも業界の為に頑張りたい!」
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