ほっとコーナー

趣味あれこれ 草サッカーの醍醐味
四国支部 (株)松山建装社 水津充規

 小学生から今までサッカーを続けてきました。中学生頃からプロを目指しサッカーで生活することを夢見ていましたが、結局プロにはなれませんでした。大学を卒業するまではその気持ちで続けていましたが、社会人になって草サッカーを始めて今それが趣味になっていると思います。
 大学までは指導者がいて毎日練習メニューを考えてくれて日々そのトレーニングをこなしていくといった感じでした。正直その時はサッカーが楽しいとは思えていなっかたかもしれません。しかし草サッカーを始めてどんどんサッカーの楽しさに気づきました。みなさんサッカーはボールを止める、蹴るというイメージをもっていると思いますが1試合(90分)で1人がボールに触れる時間は約2分しかないと言われています。つまり88分間は走っているだけなのです。その2分の為だけに日々ボールを使ったトレーニングをして技術を磨いていくのです。当然、1試合でそれだけしかボールに触れないのでそのチャンスがきたら絶対ミスしてはいけません。でもミスしてしまうんです。あれだけ毎日ボールを使ってトレーニングしているのにも関わらず。やってしまうんです。不思議ですよね。
 多分、一番多いのはパスミスだと思います。ではなぜパスミスが起こるのか?それは自分も動いているけどパスを送る相手も動いてるんです。さらに敵もそのパスをカットしようと狙っています。それを数秒の間に判断してパスをしなくてはいけません。難しいですよね。サッカーは一人ではできません。パスを上手くつないで全員でゴールを目指すスポーツです。その為のボールに触れていない88分間があるのです。11人が同じイメージができてないとなかなかゴールすることができません。さらに相手がいますから、相手の動きを見ながらその時感じたことを皆が共有できないとうまくいきません。サッカー選手ってゴール決めたらめちゃくちゃ喜びますよね。難しすぎてめちゃくちゃ嬉しいんです。みんなが大切につないでくれたパスをゴールにいれるってすごく気持ちいいんです。もはや奇跡。
 草サッカーレベルではほとんどうまくいくことなんてないです。パスする前に相手にボール取られてしまったり、全然違う方向にボール蹴ってみたり、せっかくうまくつなげたのに最後のシュートで空振りしたり。みんな体力がないので全然走れないし、もうしんどいだけです。正直せっかくの休みの日に何やってんの思うこともあります。でもうまくいった時の喜びが忘れられないというか次はまたあの感動を味わえるんじゃないかって思ったらまたサッカーボール蹴ってしまってるんです。
 最近気づいたんですがこの感動って実は日々の仕事でも味わえてるんです。みんなで同じ目標にむかって進んでいくって仕事もおなじですよね。大きな成果をあげようとしたら一人では難しいです。助け合いながら、時には意見をぶつけ合いながら一つのゴールを目指していくって素晴らしいじゃないです。
 チームワークは感動を生みます。最近は人と関わりにくくなってきていますが、私はサッカーで学んだチームワークの素晴らしさを大切にしてこれかも仕事も趣味も楽しんでいきたいと思います。

 
郷土の味自慢・酒自慢 静岡酵母に感謝
中国支部 アオイネオン(株)静岡本社 松尾憲宏
 若い頃の酒の失敗は全て日本酒でした。
 記憶を無くす、人に絡む、二日酔いが最悪なのも、全て日本酒。
 OBとして参加した大学のゼミ旅行で、次の日後輩全員が口を聞いてくれなかったのも日本酒のせい。何があったのか、みんな教えてくれませんでした。飲んだ瞬間悪いスイッチが入ってしまう、それが日本酒。そんな訳で、私にとって日本酒は決して飲んではいけない魔の酒だったのです。
 さてそんな私が静岡に引っ越ししてきたのは6年前。困ったことがあります。東京と比べて、もう圧倒的に美味しいんです、魚が、いや肴が(笑)。
 刺身が美味しい。スーパーで普通に買ってきた刺身が、めちゃくちゃ美味しい。特に衝撃的だったのは、生シラス。足が速く、東京では滅多に口にすることができない生シラスが、スーパーで気軽に、しかも丼に出来そうな量でもワンコインくらいで買えちゃうのです。他にも珍しく美味い肴がいっぱいです。
 そうすると、ビールじゃ失礼じゃないですか、肴に、いや魚に(どっちでもいいか)。やっぱり日本酒を合わせないと…。
 そんな時に出会ったのが、『磯自慢』でした。
洞爺湖サミットで一躍有名になったお酒、らしいですが当時の私は知りませんでした。
 とにかく親戚と飲んだ時に出され、恐る恐る飲んだそれは、今までの日本酒の印象を全く変えるもの。独特のフルーティーな感じがとても美味しくて、するする飲めちゃう。
 しかも、次の日全く悪酔いしなかった。これだー!!
 調べてみると、どうも酵母が違うようです。1990年ごろに河村伝兵衛という方が開発された、静岡酵母というものがこの独特のフルーティーさの秘密らしい。たしかに、磯自慢以外の静岡の地酒も、どれを飲んでもフルーティーで、自分にとってすごく合うのです。悪酔い失敗一切なし。神様仏様河村様です。
 他にも、初亀、開運、國香、喜久酔などなど、静岡の地酒は最高です。今では飲みに行っても、美味しい肴に合わせて、美味しい静岡の日本酒が飲めるようになりました。
 皆さんも静岡に来る機会があったら、ぜひ静岡の地酒を試してみてください。


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