青年部コーナー

 

企業見学兼忘年会in静岡

  関東甲信越北陸支部 (株)東京システック 小野利器


 昨年の関東ネ協青年部忘年会は東京から少し離れた静岡県で開催しました。その目的の一つはアオイネオン(株)静岡本社の企業見学、もう一つはご当地料理の静岡おでんを肴に盛大に飲むというものでした。もちろん見学を通していろいろと勉強することが最大のテーマではあり、その証拠に11社から意識高い15名の参加者が静岡市葵区に集結しました。アオイネオンの皆様には、お忙しいところ大勢の参加者を受け入れていただき、ただただ感謝しかありません。
 さて、移転後一年のまだ新築の香りが漂う社屋に入ると、まずは2階の食堂兼ホールに案内されました。そこで新卒採用の内定を得た学生さんと共に、アオイネオンさんの会社の取組みについて、事業企画部長兼CS統括マネージャの荻野隆様に説明していただきました。
 特に群を抜いている取組みとしてCSR活動とネオンの開発が挙げられます。ネオンはもはや技術的にも需要的にも発展の余地がないという固定概念に我々は囚われていますが、独自の方法で技術開発とブランディングを行っている様子に深く感銘を受けました。
 その後も社内をくまなく見せていただき、1階の工場、ネオン工房もご案内いただきましたが、参加者はネオンマイスターである横山幸宜さんの曲げ技にしばし見入っていた様子です。ネオン組合と称しても、曲げはなかなか見る機会が少ないため、大変有意義な見学会となったようです。
 そして場所を駅前に移しての忘年会です。“海ぼうず”というお店で静岡おでん食べ放題のコースにしました。ちなみに静岡おでんは黒っぽい出し汁が特徴です。私、青年部ですが中年の胃は小いため、すぐにお腹がいっぱいとなりましたが、お酒の方は入るところが別のようで、久しぶりに会う者同士で二次会三次会へとはしごしてしまいました。
 一泊した翌日は仲間数人と市内から車で一時間ほどの寸又峡(すまたきょう)へ出掛けました。ここがなかなか面白い場所でして、一度に10人ずつしか渡れない吊り橋と大井川鐡道の「奥大井湖上駅」などがあります。奥大井湖上駅はその名の通り、湖にポッコリと突き出た半島の真上にある無人の秘境駅です。電車に乗らずとも近くの駐車場から徒歩で鉄橋を渡って駅まで行くことができます。ここはおススメの観光スポットですので機会があれば是非訪れてみてください


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