“闘牛のまち”うるま市 |
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こんにちは、九州支部の松島と申します。 今日は私の地元の伝統的な娯楽「闘牛」についてご紹介いたします。 沖縄県で「闘牛が最も盛んなまち」として知られているのがうるま市です。「闘牛」と聞くと「スペイン」を思い浮かべるかたも少なくありませんが、日本における「闘牛」はスペインのように人と牛が闘うのではなく、闘うという本能を残した牛同士を闘わせる競技です。円形の闘牛場のなかで繰り広げられる、重量1トン以上もある牛と牛のぶつかり合い。ツノがぶつかり合い「ガツン!ガツン!」という音が響き渡り、まるで格闘技を観るような気分が味わえる、大迫力の勝負です。沖縄では闘牛のことを「ウシオーラセー」と言い、大衆娯楽として親しまれています。 勝負の基本は逃げたら負け、一瞬で終わるときもあれば、30分くらいの熱戦になるときもあります。闘牛士は牛たちの横で「ヤグイ」というかけ声をかけて、闘争心をあおります。周りに何人もいるように、交代で声をかけます。 「ガツン!」とツノがぶつかり合う音が聞こえ「ヒーヤイ!ヒーヤイ!」ヤグイが響き渡る!大迫力の闘牛!! 時にはツノが折れることや流血もあります!10分も戦うと牛の疲れが見えてきて、逃げるようなそぶりを見せると終了です。 会場では迫力ある姿が見れますが、うるま市では闘牛はもっと身近にあり、夕方になると1トン以上もある大型の牛の散歩が見れたり、トレーニングの様子を見る事も出来ます。 沖縄の伝統芸能といえばエイサーなどが有名ですが、沖縄へ旅行の際は是非「闘牛」をご覧になってみてはいかがでしょうか?
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