ネの字通信

 
 “近未来ネオン街”にアーティストがジャンルを越えて集結!  
関東甲信越北陸支部 アオイネオン(株) 荻野 隆

 「本物のネオンを未来に残したい」近年 LED 化の波に押されて夜の街からは消えつつあるネオン管を「産業」から「アート」へと再生させるプロジェクトとして、アオイネオン株式会社が 2018 年にスタートさせた「THE ART OF NEON」。これまで同社のネオンマイスターが一点ずつ手作業で作るネオンが、エンターテインメントやサブカルチャー、商業アートの世界で関心を集めるまでとなりました。

 この度「近未来ネオン街」にアーティストがジャンルを越えて集結!『大ネオン展』と名付け、松坂屋静岡店で 2020 年 12 月 18 日(金)から 2021 年 1 月 11 日(月)の期間限定にネオンアート展を開催いたしました。
 ミュージシャン、現代美術家、ファッションデザイナー、グラフィックデザイナー、ネオン画家など「本物のネオン」に魅せられた様々なジャンルのアーティストによる「ネオンアート」が織りなす「近未来ネオン街」を体感していただく『大ネオン展』は、クラウドファンディング(しずおか MIRUI プロジェクト)と連携しており、ネオン管のガラス端材を再生した「ネオンジュエリー」やアーティスト縁の記念グッズなど数量限定のアイテムをリターンとして準備しました。サテライト会場として渋谷 PARCO、静岡 PARCO にもネオンアートや開発中の持ち運べるネオンランプが展示され「ネオン」と「ネオンの技術」を未来に残すためのプロジェクトに多くの注目が集まりました。
 『大ネオン展』に展示されたネオンアートは同社の旧社屋近くで育ったミュージシャン石野卓球さん、現代美術家赤塚りえ子さん、ファッションデザイナーのミハラヤスヒロさんら多分野のアーティストがそれぞれがデザインし、アオイネオン社でただ1人のネオン職人横山幸宜が 2 カ月間かけて製作しました。赤塚さんは父・赤塚不二夫さんの漫画「天才バカボン」をモチーフにした回転するおでん型ネオン「ニューアカツカ」を披露。「暗闇でも、心の中に光るネオンがあれば大丈夫という思いを込めた」と声を弾ませていました。


■参加アーティスト 赤塚りえ子、Asuka Watanabe、石野卓球、SHETA、はらわたちゅん子、ミハラヤスヒロ(五十音順)
■開催概要 会場 : 松坂屋 静岡店 北館3階 特設会場
 開催期間 : 12月18日(金)〜1月11日(月)
 入場料 : 800円 (一般・大学生)、500円(高校生以下)
 「大ネオン展」特設サイト https://www.dai-neonten.com/
 主催者 : アオイネオン株式会社
 協力 : 株式会社大丸松坂屋百貨店 松坂屋 静岡店、BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE
 企画運営 : 三丁目企画/AOI NEON



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