■ 関東青連との合同ウェビナー ■ |
関東ネオン業協同組合青年部 梅根拓也 |
さる2021年1月23日に、関東青連(日広連青年部の関東地区の団体)と関東ネ協青年部は、勉強会「看板屋さんの世界一受けたい授業」を共催いたしました。 これまで、ネオンの仕組み、書き文字、京都の景観条例など、我々の業務の糧となる勉強会を共催してきましたが、今回はコロナ禍につきウェビナーにチャレンジしてみようということとなりました。ウェビナーとはインターネット(ウェブ)で行うセミナーのことです。テーマは以下の3部構成といたしました。 第1部「プリンターの可能性について編」は、日本HPの霄(おおぞら)様にご担当いただきました。日本HPさんの自社のスタジオからのライブ中継です。いまやプリンターはあらゆるものに印刷ができます。それをどのように応用し、お客様へ提案し、商売にするか。我々の発想力が試されていると感じました。 第2部「カーラッピング初級編」は、世界的カーラッピングコンテストのチャンピオンであるデザインラボの苅谷社長に実演いただきました。モックアップにシートを貼る実演を前撮りしたものと、苅谷社長のライブ中継をスイッチしながらの講義となりました。 第3部「コロナ禍における抗菌商材の紹介編」は、リンテックサインシステムの清水様に、配信会場から、抗ウイルス性のラミネートフィルムを紹介いただきました。これはテーブル、ドアやスイッチに貼ることができ、99%ウイルスを減少される効果が認定される世の中の要請にあった製品です。 このウェビナーは、日広連事務局の屋外広告会館の会議室をハブとして、配信されました。日本HPスタジオ、ラッピングの前撮り、デザインラボ、屋外広告会館と4元中継のようなイメージです。私は、屋外広告会館で、配信する様子をつぶさに見学いたしました。ビデオカメラや照明、モニター、スイッチャーなどの機器が縦横無尽に配線され、ちょっとしたスタジオになっており、挨拶や司会者の進行、各講義と滞りなくスイッチして配信していく様はプロ顔負けの出来だったと思います。我々のように現場仕事をメインとする業界団体でも、自前でこのようなウェビナーを開催できることに感動を覚え、大きな可能性を感じました。とはいえ、打ち上げも出来ずに帰宅する時、早くリアルな勉強会ができるようになれるといいなあ、と切に願うのでした。 |