点滅希

 
 「ECビジネスの可能性」 
    

 昨年より多くの人々が外出を控え、大勢の人が集まる会議や懇親会が極端に少なくなり様々な業界に多くのマイナスを与えている中、前年比150%・200%の売り上げを伸ばしている業種があります。それがECビジネスつまり、ヤフーやアマゾン、楽天などに代表されるネットショップです。お店に行かなくても衣料品から食品・酒・書籍・趣味の材料から道具に至るまでなんでもスマホのワンクリックで購入し自宅にお届けと、なんとも便利。
 自宅にいる時間が長くなればなるほど利用者は増えて、例えば楽天モールのショップの売り上げもうなぎ上りというわけです。楽天の三木谷社長が、30年以上前にインターネット上にショッピングモールを立ち上げた時出店したショップの数は数店舗。年間の売り上げも数十万でその半分以上を三木谷氏が買っていたそうです。それまでして育て上げた「楽天グループ」の総売り上げはいまや数兆円規模になりつつあります。弊社41期目ですが、売り上げは30年前から上がるどころか、逆に下がっている状態。今や日本国内での総売り上げ19兆といわれるECビジネス。コンピューターとインターネットの急激な普及やそれに合わせたハードのスペック向上等、時代の波にうまく乗っただけではなく、人々の時代を超えたニーズを敏感にとらえた結果であるのかもしれません。倉庫業や運送業もこのECビジネスのデリバリーの需要から大きな恩恵を受け、それに付随するロジステック拠点の建築ラッシュにもつながっているという…。まったく我々もなんとかそんな需要にあやかりたいというものです。

アザラシプロ

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