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■ うちのカンバン娘 37
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中部支部 シンヨーネオン電気(株)
松山美樹さん |
――今回登場するのは國定社長のご推薦で、入社5年目の「まっちゃん」。
――仕事の内容を教えてください。
基本的には終日パソコンの前でイラストレーターでサイン・看板の図面制作をしています。学生時代にデザインを学んだのでソフトのイラストレーターは慣れていたのですが、建築系の専門用語に最初は戸惑いました。先輩方に教えて頂きました。
――5年目というともう後輩に指導もされる?
後輩はまだいないので、4人いる課で一番の下っ端です。
――後輩が入ってくるのが待ち遠しいですね。お仕事で得意なところは?
図面制作は大分慣れてきました。同時進行で3、4件進めることもありますが、まだまだです。看板安全点検のデータ作りは割に早いと思います。営業さんが撮ってきたお客様の看板の点検写真を見やすく整理して資料を作るのは得意です。
――お客様に安心してお付き合い頂くには大切な事ですね。会社の姿勢が問われますものね。
はい。エクセルで見やすく素早く作ります。
――ご趣味は?
コロナ禍で友人達と会うことも中々できないので、一人で電車に乗って遠出して、目的地で良く歩くようにしています。熱田神社や犬山城などに最近行きました。
イラストを描くことも好きです。主にデジタルですがたまに手描でも。最近はあまり描いてませんが。キャラクターなど描いてます。
――両方できるのはお仕事に活きますね。 |
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■ う・ち・の・会・杜 174 ■
東北支部 (有)ナイガイ
佐藤 優さん |
(有)ナイガイは内外看板企画という名前で昭和40年、現社長の佐藤優さんの父上幸雄さんが立ち上げました。当初は内装工事を主力にしていたとの事です。「ある時、工事代金の未払いがあり、同じ目にあった看板屋さんが払わないなら看板を引き下げるといったら慌てて払ってくれた現場に遭遇して、段々看板にシフトを切り替えていったと聞きました」と、3年前二代目社長に就任した優さん。
お父さんの命で、仙台高等技術専門校の広告看板科(現サインデザイン科)で、デジタル技術を学び、親子二代で20年一緒に盛り立ててきました。デザイン部を作り、徐々に業務内容を広げてきました。手描き看板が主流の古参の職人さんからは、遊んでいるんじゃないかと言われたりもしたそうです。大型インクジェットなど機器を揃え時代のニーズに対応し、43歳の社長の元に若い社員が17名。「異業種からの転職組も多く、考え方の違いはかえって会社の幅が広がりました。色んな事に対応出来ると思います」。
営業方針はあえてネットでPRせずに100%口コミ。立地の悪さを逆手にとって、広い工場を建て、田舎なので騒音の問題もなく思う存分仕事が出来る。「あちこちで断られて、うちにたどり着いてくださったお客様の希望に添うように全力で対応してきました。絶対断らない。難しい場合は代案を必ず出す。お陰さまで全国からご依頼頂きます。安くしますからではなく、満足してビックリして頂くことを心掛けています」。
社員たちと協力しながら、まっすぐに未来へ引っ張っていく姿勢が気持ちいい佐藤さんです。
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