五十路になった頃から日本酒、特に大吟醸酒を嗜むようになってきた。もともとお酒が弱いので、ほんの少しの量しか頂けないのだが、夕食時に冷蔵庫で冷やしたフルーティな味わいの大吟醸酒と妻の手料理を頂くことが一日の終りに感じるささやかな楽しみでもある。
我が郷土には奥三河地方に創業から150年を超える「関谷酒造」という老舗の酒蔵があり、「蓬莱泉」(ほうらいせん)というブランドで地元の間では古くから愛されている。ご縁があって昨年、とある会で関谷酒造の7代目社長である関谷健さんのご講演を拝聴する機会があり、酒造りへのこだわりやブランディングなどへの想いがこちらまで伝わってきてとても勉強になった。それ以来、蓬莱泉ブランドを度々購入しては頂いている。蓬莱泉ブランドの中でのおススメとなるトップ3がこれ。「摩訶」(まか)、「吟」(ぎん)「空」(くう)。これら3つとも限定品でインターネットの通販サイトではプレミア価格で販売されていることが多いのですが、名古屋近郊の限られた酒屋では、比較的手頃な値段で購入できる(でもすぐに売り切れるので結局プレミア価格で買うことになるのだが)。機会がありましたらぜひ一度、ご賞味ください。
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左から順番に「摩訶」(まか)、「吟」(ぎん)、「空」(くう) |
補足ですが、名古屋駅からほど近い「四間道」(しけみち)という古い町並みが残るエリアに、古い蔵を改装した「SAKE-BAR 圓谷(まるたに)」という関谷酒造の直営店舗がある。この店では素材にこだわった美味しいお料理と、ここでしか味わえない季節限定の生原酒や限定酒の「摩訶」(まか)や「空」(くう)はじめ蓬菜泉ブランドのお酒と一緒に頂くことができる。
名古屋駅からタクシーで5分程度のところにあるので、名古屋へお越しの際はぜひお立ち寄りください。
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