リポート

「心斎橋ネオン食堂街」がオープン!
NEOS編集長 小野利器
 
 今年3月、大阪心斎橋パルコの地下2階に大規模なフードホール、その名も「心斎橋ネオン食堂街」がオープンし、話題を呼んでいます。開店初日から大変な賑わいを見せ、ニュースにも大々的に取り上げられました。名前から想像つくように、居酒屋の集合体のような施設となっていて、地元大阪の人気店や昔から親しまれてきた大衆酒場などがテナントとして25店舗も出店しています。ジャンルも価格も様々あって、どこで食事しようかと迷ってしまいそうです。スタンド形式のお店もあり、買い物や仕事終わりにチョイ飲みやハシゴもできてしまう、まさに老若男女問わず集まってワイワイ食事ができる施設となっております。今回は人気店のごく一部だけを紹介します。
 まずは昭和レトロな雰囲気に浸れる「大衆食堂スタンドそのだ」は谷町六丁目の人気店で、ザ・居酒屋という感じのメニューが人気です。「立喰酒場 金獅子」は肉や魚の料理ではコスパ最強と言われています。フレンチが好みの方は「コウハク」のおでんをフレンチにアレンジした料理はいかがでしょうか。新鮮で安いお寿司といえば、「ニューすしセンター」がお薦めです。地酒も10種類ほど堪能できます。いやいや天ぷらもと欲張りな方には、「地下酒場スタンド ニューツルマツ」で間違いないでしょう。これらのお店は人気が高く、時間帯によっては行列ができているそうなので心して訪れてみてください。それと変り種として、マジックバー「Mr.Shinの店」、アメ村の異次元バー「FARPLANE」など、“商業施設の常識を覆す店舗”と称されているお店もあるそうで、ワクワク感が止まりません。
 お店の紹介はこの辺りにしておき、肝心のネオンサインや装飾はどうなっているのでしょうか。遠目ではネオンが輝いて見えましたが、実は近寄って見てみると全てネオン風LEDでありました。施設内の手の届く位置に設置してあるので、安全面を考慮しての仕様かと思われます。ホール中央にモニュメントとして置かれていたPARCOのAの文字だけが本物のネオンでして、透明の樹脂ケースの中に安全に納められていました。
 新型コロナウイルス感染予防対策で休業となったり時短営業となったりで大変なようですが、大阪の雰囲気を存分に味わえる飲食として訪れてみてはいかがでしょうか。



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