ネオン前線北上中

 
 うちのカンバン娘 38 
東北支部  東北エスピー(株)
野地穂乃佳さん
野地穂乃佳さん ――お仕事はどういった事をされていますか?
 図面の制作や、去年からは事務兼デザインを担当しています。イラストを描いたりも。
――あ、では前回のネオス(187号)に山田社長が紹介していた自社製の事例集も…?
 はい。その少し前から、弊社のサブ事業でアザラシのラインスタンプを描かせていただいたり。
――好きなことが仕事に生きていますね。大変だったものはありますか?
 建物のイラストを描かせていただいた時、それまで建物があまり得意ではありませんでしたが、いろんな資料を見ながら50くらい描く中でできるようになりました。また事例集では人物以外に道具や作業車も多く、人と一緒に描く時のバランスを崩さず描くのが大変でした。

――なるほど、ぱっと見では気が付きにくい難しさがありますね。 お休みの時はどうされていますか?
 コロナで友人と遊べていないのがさすがにちょっとつらくなってきて、最近ひとりカラオケに行きまして、7時間ほど…。

――7時間!すごい。アクティブなこともお好きなんですね。ちなみに大学の専攻は?
 もともと中学の英語の先生を目指していたんです。ただ教育実習でどうも自分に向いてないのがわかって、それを引きずってうつになってしまったりとか…。

――ええ?!それはつらかったですね。

 今はだいぶ立ち直って、自分に合う仕事にもめぐり合えて。

――よかったです。それにしても、若くしてすでに山あり谷ありですね。
 
 う・ち・の・会・杜 176 
九州支部 
(株)カワハラネオン広告
専務取締役 川原大悟さん
川原大悟さん (株)カワハラネオン広告は、川原大悟さんの父、四志和さん(現代表取締役会長)が27歳の時に佐世保市有福町にて創業、平成29年で40周年を迎えました。
 「佐世保には米軍基地があり、街中の飲食店にはネオンサインがひしめいていました。当時は弊社の名前の通り、ネオンサインを中心としたサイン事業を営んでいました。
 現在はLED化が進みネオンサインの受注も減少しつつありますが、お客様のなかには『ぜひネオンサインでお願いします』という方もいらっしゃるので、現在も社員はネオンの技術を継承しています」
  平成30年4月より兄、譲さんが代表取締役社長に就任しました。
「スローガンは、
1.大きな夢を実現するために目標設定をしよう!
2.弊社は感動と幸福を与える企業である!
3.全ての社員は営業である!
 全ての社員はエンジニアである!
です。社員研修・幹部研修も積極的に取り入れています」と大悟さん。
 今年4月に新入社員を5名採用。総勢20名のスタッフが長崎県内および九州一円しっかりと対応します。大型設備も充実しており、有資格者による作業で安全第一を最優先。
 また今年から会社のロゴマークを一新、新たな気持ちで邁進します。
「先日は弊社会長が旭日双光章を受章させていただきました。これもひとえに皆様のご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます」


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