「斜めに掛かっているLEDビジョンで袖看板がある」と聴き、昨年末に訪ねてみました。場所は都営三田線「高島平駅北口」のパチンコ店。確かに斜め45度に向いている高さ6M程の両面式LEDビジョンの袖看板!4つのフレーズが15秒程毎に変わる。大きさと明るさ、斜めに設置すると言う奇抜さに圧倒されました。
パチンコ店や街並みを彩る象徴的な物と言えば、ネオンボーダーやチャンネル文字に象られたネオンサインです。その名残は今も存在しています。看板は『いつも同じ処で同じ顔をしているから人の脳裏に焼き付く』と言われています。その時々の情報発信源としての役割か、脳裏に焼付く訴求効果の役割を持たせるかに依って、設置された看板の役割が決まると考えます。「動か静か」という点に関しては顧客の考えを重視すべきなのでしょう。
近年、屋外広告看板は広告効果を数字で求められるようになってきたと同時に、表現の多様性・高度な技術が求められて来ていると感じた一コマです。 |
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