リポート

「ネオンで病院屋上広告塔改修工事」
九州支部 (株)カワハラネオン広告 川原 譲
 
 長崎県佐世保市にある杏林病院様のネオン広告塔改修工事の件で、弊社会長が25年前に施工させていただいた当時から大変お世話になっている院長より連絡がありました。
 竣工より25年も経っている為、表示面スパンドレルは孔や錆だらけ、チャンネル文字は色あせ、鉄骨は溶融亜鉛メッキを施してあるため、塗装補修で改修をとのお話しでした。
 早速現場へ調査に入り屋外広告物の申請が未申請だったため、大きさやネオンの仕様が条例に適しているか確認したところ、許可をいただけました。
 院長より「是非ともネオンで改修してほしい」との強い要望がありました。理由を聞いてみると「全然切れん(不点しない)し、きれいで目立つ!」との事。うれしい限りです。
 早速ネオンでの見積をし、2月に決定をいただきましたが、3月中に工事を終わらせてほしいと要望が-あり、雨や風に悩まされながらなんとか3月末に完了することが出来ました。
 2021年に入社した若い弊社のスタッフも、配線の仕方などを先輩から教えてもらいながら一生懸命設置作業をしていました(ベテランスタッフがネオン管を1本破損しましたが)。
 色や文字の大きさも施工前とほぼ変わないため、病院関係者の方々は「きれいになった」とのお言葉を頂戴しましたが、外観が変わっていない為、利用される一般の方々のリアクションはわかりません。ただ令和になった今も「ネオン」を大事にされている方々がまだまだいらっしゃることに感謝し、日々制作に携わらせていただきたいと思います。

杏林病院屋上広告塔規模:広告塔サイズW8625(+杏林病院)(2面)+5045(救急)(2面)×H2500(下部除く)
ネオントランス15kv(100v)17台、M-5インバータトランス4台、ネオン管FG@127m、透明赤Ln65m
※上下ライン照明は白LED(シングル)になります。


Back

トップページへ



2022 Copyright (c) Japan Sign Association