うちの会社では…と聞かれて、営業管理を行う私が一番に思いつくのは、工事予定ホワイトボードの存在です。一番上に日付・曜日、左端に工事名一覧、その隣に社員全員の名前が記載されており誰が、いつ、どの工事に行くかを、数多くの色や模様で分けたマグネットにより一目で分かるようになっています。
山田社長に聞くと、約20年前よりこのシステムを導入したようです。
看板工事の予定は雨・雪や強風という気候状況や他の工事の進捗等でよく変更が生じる為、誰が見てもパッとすぐ分かるようなものを探していたのですが、市販のものではなかなか見つからず、これだ!と自ら思い付いたようです。
何でもデジタル化の時代ですが、パソコンを見ない部署の人でも見ることが出来、原始的に見えますがスマートな作りで無駄がなく、事務所出入口のすぐ横の壁にあるので、出社したらまずチェックする人、会社に戻ったら見る人、帰宅時に明日の予定を確認する人、とホワイトボードを見るのが習慣になっている社員の人が多いです。
私も、クライアント様から〇月□日にサイン工事をお願いしたいと急に電話があっても、工事予定ホワイトボードに目をやると誰が、その日空いているかがすぐに分かります。手帳や営業スケジュール管理ソフトを開くよりも効率が良いです。
また、毎週月曜日にはこのホワイトボードの内容をもとに工程表を作成し、各部署の責任者を集めた工程会議も行っております。
社員の方じゃないと、このホワイトボードは何ですか?と思われるかもしれませんが、我が社にとっては、無くてはならない「工事予定ホワイトボードくん」です。それを彩るマグネットも似たような物を作らないというこだわりようです。
これは誰にも内緒ですが、私の担当物件のマグネットで埋まると、仕事のやりがいを感じています。きっと営業同士が見て切磋琢磨するだろうという見立ても、この工事予定ホワイトボードくんを開発した山田社長の作戦のうちかもしれません☆
|