趣味は?と聞かれて真っ先に答えられるのは、ゴルフです。ゴルフに出会ったのは22歳の時、当時勤めていた会社の社長からクラブセットを頂き練習場に連れていかれ、そこからゴルフ人生がはじまりました。
当時の私はゴルフの他に草野球をしていましたので、動くボールが打てるのに止まったボールを打つのなんて簡単だと思っていました。いざボールを打ってみると簡単に当たらないですし、当たっても右に左にどこに飛んでいくかも分からない状況でした。
2〜3回練習しコースデビューしましたが、案の定うまくいくはずがありません。一打打つごとにクラブを何本も持ち、走り回りおわった頃にはスコアは140位(実際にはスコアをつける余裕がなくもっと打っていたと思います)。ただ上手く打てた時の爽快感が忘れられなく、ゴルフの魅力にはまってしまいました。
そこから練習場通いがスタートしました。練習場に行ってみると、見た目60〜70代の方たちが簡単にまっすぐボールを打っています。自分は右に左に大変悔しい思いをしました。暇を見つけてはレンジで球を打ち、休みの日はショートコースを回るという生活を半年ほど続けると、何となくボールの軌道も安定し、走り回ることもなくなり本当の意味でゴルフを楽しめるようになって来ました。
ゴルフの魅力は?と聞かれれば、「友達と疎遠にならない」これが魅力です。昔は、用もなく友達の家に集まり酒を酌み交わしながら馬鹿話に花を咲かせていた友達も、仕事があって家族ができると頻繁に連絡を取らなくなる。仲たがいをした訳でも遠くに住んでいる訳でもないのに、会うのは2〜3年に1回の飲み会のみ。その飲み会だっていつあるかはわからない。寂しいものです。しかし、ゴルフは基本4人で回るものです。共通の趣味があって、人数も必要なので結構連絡を取り合います。月に1度はラウンドするので普通に連絡を取り合います。「来月はどこのゴルフ場行く?」という感じです。
ゴルフは生涯スポーツです。ゴルフをやめない限り友達とは疎遠になりません。学生の頃はサッカーをやっていました。社会人になってからは野球でしたが、年齢的に差が出てしまいます。体力勝負な所もある為、仮に20代と70代が勝負すれば圧倒的に20代が勝つでしょう。しかしゴルフは違います。体力勝負だけではなく、技術や頭脳がないと勝てません。男女でもどちらが勝つかわかりません。
私はゴルフに出会えた事を感謝しています。高齢になってもできるということは、人生の目標が消えないことを意味します。年齢や性別にかかわらず、ゴルフを通じて新しい仲間も見つかるかもしれません。それもゴルフの魅力です。
以上になります。参考になれば幸いです。
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