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■ 腕自慢・ワザ自慢 142
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中部支部
(有)真栄ネオン
杉山悦志社長 |
――2012 年以来、10 年ぶり2度目のご登場です。仕事の内容を教えてください。
ネオンサインを作っています。作る専門で工事はやりません。祖父が居酒屋で意気投合した人がネオンをやっていて、その話を父にしたのがきっかけで父が始めたんです。
――面白い偶然ですね。杉山社長は何年くらいに?
大学出てすぐなので、40 年近くになります。
――ベテランですね。これまでやってきた中でよかったのはどんなところですか?
一番の繁華街・栄で、活気がある頃はその交差点に立つと3面にうちが作った広告塔が建ってて「うちが作ったんだよ」と見せられるのは嬉しかったですね。また音楽に合わせて鍵盤が点滅するネオンがあって、「夕焼け小焼け」だったか本当に音の通りに動くのが面白かったなと。
――当時はやはり忙しかったですか?
死ぬほど忙しかったです。父だけでやってた頃は夜中までやってました。休みは本当に正月とお盆だけ。世の中全体がそういう時代でした。
――隔世の感ですね。ご趣味は何ですか。
今は無趣味になっちゃいましたが、昔はいろいろやりました。レーシング・カート(シンプルな構造の競技用四輪車)、テニス、スキー、スキューバーダイビングもやりました。モーターボートも、三河湾や伊勢湾で近くの島に行ったりとか。
――すごい!そんなに幅広い方はあまり聞いたことないです。
*なお「ネオン職人ここにあり」と題して、現場で詳細な取材をさせていただいた記事(by日本街路灯製造(株)様)があります(NEOS179号)。 |
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■ う・ち・の・会・杜 183 ■
東北支部
東北エスピー(株)
横田千佳子さん |
東北エスピー(株)は昭和56年に福島県郡山で創業。「エスピー」はセールス・プロモーションの意味です。昭和59年に業務拡大のため、現在の場所(郡山市富久山町)に移転しています。
「初代社長が15年、2代目が15年、現3代目が12年目で、現在43期に入ったところです。わが社の強みは、営業、デザイン・設計、製作、設置、メンテナンスのすべてを一貫してできることです。常にお客様の満足第一をモットーに、社長含め社員20名で頑張っています」
厳格だった社風が現社長で一転、自由な雰囲気になったとのこと。
「社長が常々言うには、仕事は楽しんでやるものだ、楽しんでやらないと成果は出ない、と」
これまでも、社内スタッフで安全のための事例集の冊子(新人社員がイラストを担当)を作ったり、社長自らYouTube等のSNSで新しい情報を発信したり、他ではあまり見ることがない取り組みが多数NEOSで紹介されていますが、入社半年の横田さんが会社紹介のインタビューに起用されていることからも、同社の柔軟さがうかがえます。
また本業とは別に、部材やオリジナル商品(ステッカー等)といったホビーに役立つマテリアル販売の「アザラシプロ」、絵の展示やコンサート、ポストカード等の販売を行う「ギャラリー菜根」を展開。今年の春にNEOS広報委員がこのギャラリーを訪ね、山田社長のお話をうかがったNEOS191号を御覧いただくと、そのユニークな雰囲気を垣間見ることができるかもしれません。
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