Vol.44 |
■ 腕自慢ワザ自慢 ■ ネオン管曲げ 北海道支部 岩崎修さん (有)岩崎ネオンシステム |
「いい仕事に巡りあったなと、思えるようになったのは25,6歳になった頃ですね。」と、岩崎修さん。誘われてネオン管曲げ見習いになった15歳の少年。あこがれの電気工事の仕事がしたかった。でも、行きたかった工業高校の受験に失敗して失意の日々。「今考えたら、逆に幸せだった。ネオンも電気工事とは関係が深い。」入社して管曲げを5年。現場を5年。それから営業を7,8年と、積み上げてきたところで、突然会社が吸収合併に。「思いきって独立」したのが17年前。「最初は「曲げ」でいこうか、「現場」でいこうか、それとも「営業」でいこうか迷いまししたが、やっぱり得意な「曲げ」でと決めました。この仕事を大事にしていきたい。お客さんに喜んでいただけるのが一番」朝から晩まで札幌市内にある曲げの工場ですごします。「冬場でも作業中は暖房がいらないくらいです」岩崎さんの趣味はバイク。サイドカーに奥さまと愛犬を乗せて颯爽とツーリングを楽しみます。 |
■ う・ち・の・会・杜 ■ 四国支部 (有)アドクラフト 吉田敏郎さん |
「うちはネオン工事と看板工事と半々ぐらいの割合で施工しています。主に高知県内ですが、要望があれば四国四県どこへでも出かけていきます。」と、アドクラフト社長の吉田敏郎さん。(有)アドクラフトという社名は、吉田さんのネオン工事を主力にしたいという思いと、職人の手技を大事にしたいという思いで名付けられました。吉田さんが41歳。それまで10年勤務していたネオン会社を退社し独立して、平成3年の6月に設立。「お客さんに喜んでいただけるきれいな仕事を心がけています」不得意な分野はそれぞれの専門の仕事仲間のサポートが強味です。「うちに足りないのは営業力かな。今のところは、仕事が『営業』をしてくれていますが、以前のお客様がまた頼んで下さったり、紹介して下さる方があったり。これから会社をもっと大きくしていくためには、やっぱり営業でしょうが、僕が口下手なもので。」南を見れば土佐湾から太平洋を望み、夏は足摺岬で釣りやダイビングを楽しむ。20〜30代の5人の社員たちと、時に杯を酌みかわすアットホームな会社です。 |