Vol.53 |
■
腕自慢ワザ自慢
■ ディレクター 北海道支部 潮日出夫さん (株)イサミヤアールビー |
「大正15年に会社ができて、3代目です。祖父も父も東京の(株)イサミヤさんでお世 話になりました。」
神奈川大学建築学科を卒業して建築士の資格を持つ潮日出夫さんは、札幌の同業会社 で3年間務めた後、旭川に戻ってきました。 「昼間は取引先との打ち合わせで飛び回っています。ゆっくり図面等と向き合うのは夜 。電話もかかってこなくて集中できますからね。」
90年代に入ってパソコンが導入され、目下3人のチームでサインやネオンのイメージ をカタチにしていきます。日出夫さんは、作業全般のディレクター的存在です。 「出来るだけ工場で完成品に近い形に仕上げて、現場での工程を短縮することを心がけ ています。」
アールビーは「RB」。Return to Basic。本業回帰がコンセプト。本業にこだわりながら、より良いものをプロデュースしたいと 願う気持ちから。本社は旭川市の繁華街、工場は少し離れた永山町にあります。オフタイムもさすが北海道、「冬は6年生と2年生の息子達とスキーです。仕事が終わってからはナイタースキー。そ して、夏は草サッカー! J2コンサドーレ札幌を応援してくださーい。」
|
■ う・ち・の・会・杜 ■ 関東甲信越支部 サインテックジャパン(株) 代表取締役 田中敏夫さん |
サインテックジャパンは平成10年1月7日に設立。アメリカのサインテックUSAの100%日本法人の会社です。
主力商品の「フレックスフェイス」シートは、1985年にゼネラル物産が日本マーケットに紹介、アクリルに変わる新素材として、軽くて風にも熱にも強く、しかも美しいということで、瞬く間に全国に広がりました。
日本の輸入販売元ゼネラル物産の後を受けて、田中さんは代表に就任。本格的な事業の立ち上げに奮闘中です。
「フレックスフェイス」並びに関連の熱転写・展張フレームをベースに、大型のインクジェットプリンター、「パワージェット」、さらに最新鋭の高解像度プリンター「サルサ」をひっさげ、企画・提案型のセールスを積極的に展開。独自の特約店制度は現在全国で約50件。技術指導も丁寧に、高品質を保ちます。銀座の目抜き通りに「ユンケル皇帝液」や、「セーラム」などお馴染みメーカーの大型シートが人目を引きます。社員数は11名。会社のポリシーは「顧客サービス」。きめの細かいサービスは、田中さんのモットー「誠心誠意」にも重なります。
★サインテックジャパン(株)は今回のISAに出展されました。
|