ほっとコーナー

 味自慢・酒自慢 
伊勢の食自慢
中部支部(有)奥野電工 奥野千昭

 伊勢を代表する食べ物の一つに伊勢うどんがあります。

 伊勢うどんは、伊勢神宮神領民より発し、長い時を経て寛永2年頃、神楽役人によって現在のものに完成されたと言われています。昔から伊勢うどんは、雪のように白く、玉のように太く、それに墨のように黒いタマリ醤油をかけて食し、このうどんを生きているうちに食わなければ、死んで閻魔に叱られるという、言い伝えがあるそうです。以前に名古屋の人にお土産に持っていったら、たれをうすめて鍋で煮込んで食べたと聞きました。

 私も、この伊勢うどんをよく食べますが、うどんの製造方法や、たれのだしの取り方で当たりはずれがあります。

 ちなみに、私がこのうどんを食べる時は、うどんをコシがなくなるまでゆで、うどんの表面が少し溶け出した位の時にざるにあげ、丼に移し、たれをかけ刻みねぎをのせてよくかき混ぜてから、食べるのが私流の食べ方です。

 会員の方も、伊勢神宮を参拝した後には、名物赤福だけではなく、忘れずに伊勢うどんを食してみて下さい。

 

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