Vol.60 |
■ 腕自慢ワザ自慢
■ 関東甲信越支部 有馬功眞さん(株)ウメデン |
看板用の蛍光ホルダーは今では業界の常識ですが、ウメデン創業の昭和40年頃はネオン、看板の専用器具がまだ少なく、既にあるものを使っているところが多かったそうです。 まず、認知してもらうため、有馬功眞さんと元社長の小坂好史さんはその看板用蛍光灯ホルダーを持ってネオン、看板会社を回りました。 電話帳で調べた都内の業者が4500社。二人で車に乗って1軒、1軒訪ねて約1年です。 専用の器具というと色々あるんですか? 看板用として3種類の形状の器具があります。我々の仕事は使いやすい資材を組合員のみなさんに提供すること。サイン専門の商品の開発を提案して、メーカーに作ってもらうことも多い。六尺看板の中には40wと20wの蛍光ランプを使っていたのが、1灯にできないかとメーカーに相談すると、NECの担当部長が『作ってもいいが、もし売れなかったらどう責任とってくれる?』といわれて、銀座のホコ天で6尺の赤ふん姿で逆立ちで歩くと言ってしまったんです。『おもしろいじゃないか』となって、今では各メーカーが52wの器具を作っている。業界としっかり向き合って商品開発をする。365日対応するため、土日も営業中です。 趣味は東京湾のたこ釣り。江戸前のたこはそれは美味だそう。趣味も仕事も全力投球の有馬さんです。 |
■ う・ち・の・会・杜 ■ 北海道支部 フィールドクラブ(株) 見上眞司さん |
現在、サイン業界にコンピュータは欠かせない道具となり、業界でのコンピュータ環境はめまぐるしく変革を遂げてきました。 当社は平成8年9月設立からパソコンを使用してのサイン作りに取り組んでいます。企画から製作までをデータ化して、プレゼンテーションにて確実にお客様を納得させ施工までのイメージを正確かつ迅速に伝えられる業務の流れを掴んでいます。サイン全般にいえますが、とくにネオンでの色の変化やイメージを伝えるには、パソコンは欠かせない道具になっています。そのため、社員3分の1がサイン業に精通したデザイナーで占めていて、視覚的、機能的、構造的にもデザインで勝負できるのも自慢の一つです。また、デジタルばかりにこだわっている訳でもなく昔から伝わる物も大切にし職人も充実させ仕上がり精度にもこだわりをみせています。 全社員16名が弊社社訓でもある「お客様、社員、会社が共に繁栄し共有の満足と感激と利益をわかちあい続ける事」をモットーに笑顔でがんばっています。いつでも期待どうりにへと・・・・。 |