NEOS Topics

 Vol.62
 
 ロシアより研修視察団来日 

 10月8日(日)から22日(日)までの2週間、(社)ロシア東欧貿易会の主催でロシア屋外広告・電飾看板製造業・施工業開業支援セミナーが開催され、14人の研修生が来日した。このプロジェクトは、日ロ政府間の経済・産業分野協力の基本である「橋本・エリツィンプラン」に基づき日刊工業新聞社の運営で実施されたもので、当協会は今回もその意義を認めて全面的に協力した。

 来日メンバーは女性6名を含む14名で、地域別では首都モスクワから2人、ウラルの大都市エカテリンブルグから3人、タタルスタン共和国のカザンから3人、極東ウラジオストクから6人となっている。

 一行の中には本年2月にウラジオストクで開催された現地研修に参加したネオン看板業者の青年社長も含まれており、はじめて見る日本のネオン業界の現状に目を見張っていた。セミナースケジュールは別項のとおり、また参加者と講師の板野副会長から本誌に寄稿を頂いているのでご参照願いたい。

 
 黒化現象でアンケート実施 結果を中間発表  

 冬期に気温が低下するにつれてボーダー管の電極上部付近が暗くなるいわゆる黒化現象は、以前からも一部に指摘されていたが、最近様々な照明看板が現れてくるにつれ、それらとの比較でこの現象が目立ってきている。協会では今回この黒化現象の原因解明と問題解決を目指して研究を開始することとなり、このたび全国の会員のうちネオン管加工とそれに関連する業の方々を対象にアンケートを実施した。

アンケート
 アンケートの中間結果は、10月30日(月)全会員にFAXで連絡されたが、その内容は本誌にも掲載されている。

 
 第2回ネオンアート展 ━━来年春に  
 全ネ協では、本年の事業としてネオンアート展の開催を準備している。1998年6月に協会設立30周年記念事業として第1回が開催され好評を博したところから、今回の計画が具体化したもので、不特定多数の市民を対象に、ネオンアートをアピールすることにより、ネオンの使途拡大を促す。時期としては、来年2月末から3月初めが予定されており、会場は前回同様東京有楽町の東京国際フォーラムとなる見込み。今回も多数協会員の積極的な出展が望まれる。
 
 東京都屋外広告コンクール開催 ━━締め切り12月20日  

 東京都が長年にわたり実施してきた「東京屋外広告コンクール」は(社)東京屋外広告協会の主催に衣替えし、平成10年度に第1回が開催されたが、その第2回目が2年経過の本年度に開催されることとなった。このコンクールはネオン、看板、柱類、交通など各分野の広告を対象に優れた作品を顕彰するもので、首都東京の屋外コンクールとして高い評価を得ている。

 協会関東甲信越支部(関東ネオン業協同組合)が全面的にバックアップしており、当協会員の積極的な参加が望まれる。応募期間は11月1日(水)から12月20日(水)まで。  詳細は当協会事務局(TEL03-3437-1526)または、直接(社)東京屋外広告協会(TEL03-3213-1963)までお問い合わせ頂きたい。

 

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