2月23日（金）第2回全ネ協ネオンアート展（別掲記事参照）に沸く東京国際フォーラムに、全ネ協9支部から次世代を担う27名の青年会員が出席し、（社）全日本ネオン協会青年部会（略称：全ネ協青年部）の設立総会が開催された。会場には、全ネ協から廣邊会長、喜多河副会長、今井専務理事をはじめ、この青年部会の生みの親である全ネ協経営改革特別委員会からも小野委員長ほか委員多数が姿を見せ、成り行きを見守った。設立総会では、規約採択のあと、次の9氏が役員に選出された。

代表世話人 田中達夫（関東甲信越支部） 副代表世話人 梅原敏裕（関西支部） 　同 武海　清（中国支部） 監　事 潮日出夫（北海道支部） 　同 丸山浩昭（九州支部） 世話人 飛塚裕司（東北支部） 　同 夏目勇示（中部支部） 　同 松井　渉（北陸支部） 　同 平岡昌次郎（四国支部）

　続いて田中代表世話人が議長席につき、今後の部会活動につき熱気溢れる討論が行われ、まさにこれからのネオン業界の発展を窺わせる青年部会の発足となった。会議終了後懇親会となり、お互いの抱負を語り合った。

　2月17日（土）から26日（月）まで、10日間にわたり全ネ協の第2回ネオンアート展が「21世紀に輝け光が創るコミュニケーション」をタイトルとし、東京国際フォーラムEギャラリーで開催された。ネオンの光の美しさをアピールするとともに、ネオンの活用の場が広がることを目指して、1998年6月に協会30周年を記念して開催された第1回展に続く催し。今回の応募作品は全国から23点。会場の一角にある外国人観光案内所を訪れた青い目の見物客も多く、巨大なガラスホールの地階という場所柄からも、国際色豊かなアート展となった。来場者による二千に及ぶ人気投票をもとに1席から3席までの入選作品と佳作8点が選出された。

1席「無限の世界」	2席「無題」
3席「Born from the ancient sea」	なお、本アート展のすべての出品作品を当誌のカラーグラビアページ(P17〜19)に紹介した

　全ネ協が（財）電気工事技術講習センターの事務委託を受け1987年(昭和62年)から実施してきたネオン工事資格者認定講習の本年度講習は、2月2日（金）北海道、関東、近畿、九州の4地区で開催され148名の受講者が無事終了証明書を受け取った。

　会場別の受講者人数は、札幌18名、東京57名、大阪51名、福岡22名で、これらを加えた今回までの講習修了者は9,335名となった。

　年度毎の内訳は次の通り。

　技術者試験｣が東京新宿にある日本電子専門学校で開催された。 　当日は、協会から廣邊会長はじめ今井専務理事、須江理事、小野理事らが立会い、23名の受験者が筆記、実技の両試験に真剣に取り組んだ。発表は4月上旬の予定。合格者は全ネ協からネオン工事技術者証の交付を受け、さらに各地方経済産業局長に申請することにより、電気工事士法によるネオン工事資格者の認定証を取得することが出来る。