ほっとコーナー

味自慢・酒自慢
徳島「うまいじょ」話
四国支部(株) 徳島ネオン 本久 昇
 

四国徳島ヤットサー、ヤットサーの阿波踊り。

 “春爛漫”花も野菜も人もいっせいに外へ躍動し始めました。

 徳島といえば香り高いすだち、新物わかめ、鳴門金時、れんこん、鳴門のうず潮でもまれた鳴門鯛など・・・。

 4月28日徳島駅のすぐ近く新町橋公園一帯で春のイベント“花、春、フェスタ”が開かれました。前夜祭、水際公園一帯にはイルミネーションが輝き、水上ステージにはジャズフェスティバル、またカクテルバーがOPENされ、散歩道の川沿いにはパラソルショップが並び衣類、アクセサリー、グッズ、屋外レストランなどが活気づいています。

 当日阿波特産品がずらっと並ぶテントの一角に阿波踊りならぬ(阿波尾鶏)地鶏を改良し優良肉を交配し自然の中でのびのびと育てた鶏で脂肪が少なく鍋ややきとり、そば米ぞうすいで食べると最高。阿波牛、魚介類と一緒にバーベキュー、阿波うず潮地ビールで一杯飲んでいたところ、満席となり、いつの間にか相席となり話がはずんで趣味の話や徳島の「うまいじょ話」。そろそろバーベキューのいい香り、ビールがつぎつぎからになり、つづいて徳島名酒「芳水」の登場。つづいて友人がぞくぞく飛び入り参加。話とバーベキュー酒がまざって最高潮。テントの外は雨がパラパラしてきたのにおかまいなし。

 知人が通ると「えっとぶりやねェ・・・」

 一緒にいかが?ステージでは特産品を使った料理も紹介。

 徳島ラーメンのクイズ合戦もあり、人と食物、酒は相手があるほどおいしく楽しいようです。その日5人で飲んだ酒2升、ビールがゴロゴロ・・・。

 仕上げは祖谷そばで決まり。

 食後は皆で阿波踊り、ひとときのストレス解消でした。

徳島花春フェスタ
フェスタの写真1 フェスタの写真2

 

 
 

趣味あれこれ
モータースポーツ入門
関東甲信越支部 高木猫之介
 
1965 オースチン・ヒーレーの写真
1965 オースチン・ヒーレー

 モータースポーツと言えばF1、先日我らホンダが復帰後初の表彰台に上りましたね。F1はレースの最高峰ですが予算も驚きです。フェラーリやマクラーレンという2強の場合、チームの年間予算は300億円にもなります。

 F1は別世界としてもモータースポーツにお金が掛かるのは間違いありません。しかしピンからキリまで、お金の掛からない「草レース」というのもあります。私は中年になって草レースでレーサーになりました。詳しくは後述するとして、まずはモータースポーツの概略を紹介します。JAF規定による分類は次の通りです。 1 レース:サーキットで複数のマシンがヨーイ・ドンで一度に走って競うもの。下はアマチュアの草レースから上はF1まで様々。抜きつ抜かれつのスリルと応援の楽しみがあります。 2 ラリー:決められたコースを指定された時間で走る正確さを競うもの。海外では速度制限が無い?ため、速さの勝負。1台ずつ、だいたい1分おきに走るもの。崖から転落などという危険が潜んでいて高度な技術と度胸を要します。 3 スピード行事:代表格はジムカーナ。スキーの回転競技のようなものでパイロンを立てたコースを1台ずつ走ってタイムを競うもの。この他、非舗装のコースで競うダートトライアル、山道を登る時間を競うヒルクライムなど。 4 カートレース:ゴーカートと言っても遊園地のとは違い、最高速200キロ以上のものまであります。他のレースと違い10歳から許され運転免許証もいりません。F1レーサーの殆どがここで幼少から鍛えられて育っています。 5 その他:発進加速で400メートルを競うドラッグレース、電気・ソーラーカー競技などがあります。

 このように大雑把に分けても性格の違いがあり、見るのもやるのも其々の楽しみ方があります。

 そして私がチャレンジしたのがヒストリックカーレースです。日本では馴染みが薄いのですが海外では数万人の観客が入るレースもあります。早い話が「昔の車」を手入れして走らせるものです。私は1965年型の英国のスポーツカー「ヒーレー」を2年がかりでレストア(復元)して参加しています。

 この分野はアマチュアだけで、しかも平均年齢40歳以上というのがミソです。オジサンが子供に返って熱くなり、またジェントルマンとしてスポーツマンシップを守り交友する世界なのです。

 こんな趣味に家族は呆れているのですが、一度だけ応援に来てくれました。そのときはガッツで頑張りお立ち台の中央に立つことができました。やはり見られることの快感と言うのもあるのです。

 レースは危険ではないかと思われるのですが、サーキットの良い点は対向車も歩行者もいないこと、スピンしてもグラベル(周りの砂利地)に突っ込むだけ、電柱に激突なんてこともありません。

 カートレースでは親子で楽しむ人も沢山います。カートを経験した子供たちはマナーとスポーツマンシップを身に付け、大きくなっても暴走族にはなりません。一歩間違えば凶器となる車と正しく向き合うことができるのです。

 モータースポーツをちょっと見直していただけたでしょうか?

レーシングカート ヒストリックカーレース
・手前ヒーレー・向こう側ベレットGT

 

 
 

 

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