当協会が中心になって平成10年にまとめた「屋外広告効果調査レポート」を土台として、平成11年に発足した「屋外広告調査フォーラム」は、5月22日(水)東京銀座東武ホテルで総会を開き平成13年度の活動報告と平成14年度の活動計画を定めた。会長に小林太三郎早稲田大学名誉教授、会長代行に清水公一城西大学教授、幹事社にアサツーディ・ケイ、スターコム、電通、全日本ネオン協会がいずれも留任となった。事務局もビデオリサーチで変わらずだが、事務局長が同社石原義之氏から梅村久司氏（同社調査業務局副参事）に交代となった。新年度は「DEC」の業界標準への浸透、啓蒙活動の強化、「DEC」データの位置づけを高める監査機構の検討、新宿、渋谷、池袋等主要地域での「DEC」の実測等が計画されている。

　森本毅郎司会のTBSお昼のテレビ番組「噂の！東京マガジン」から、全ネ協に取材申し込みがあり、協会の協力により10分程度のコーナーが6月9日(日)に全国放映された。番組は「夜の街を彩るネオンの謎」と題して、人気レポーターの風見しんごが関東甲信越支部の（株）日高ネオンの工場や、銀座四丁目などを訪問し、ネオン管が作られて、実際に看板として街に出されるまでを分かり易く紹介した。
　不景気の街を明るくする『ネオン』は、最近各方面から関心が高まっている。