NEOS Topics

 Vol.76
 
 第3回ネオンアート展盛況―3700人を超える来館者    

 全ネ協主催第3回ネオンアート展は、2月1日(土)から12日(水)まで東京有楽町の東京国際フォーラムEギャラリーで開催された。JTB旅行雑誌「るるぶ」や東京新聞をはじめ、各方面へのPRも行き届き、来館者は2年前の前回アート展の2倍近く、3700名に達した。詳細は、本誌 17ページに掲載の横山事業委員長報告をご参照ください。(写真は会場風景)

 
 会員専用HP『ホットコンタクト』誕生  

 世はまさにインターネット時代、全ネ協でも会員相互の連絡をより密接にして会員相互扶助の実をあげようと、かねてから計画中であった会員専用ホームページ「ホットコンタクト」が立ち上がった。
 3月12日(水)開催の全ネ協理事会で発表されたもので、現在の協会ホームページ「NEOS」が一般市民を対象にした業界PRを主眼にしているのに対し、協会会員が仕事上の相談事、知らせたいこと知りたいことを自由に発言したり閲覧したりできるよう、経営改革特別委員会から広報委員会が引き継いで約1年間の時間をかけて検討を重ねてきたものだけに、会員の利用価値は高いと思われる。
 新年度入りとともに4月からのスタートが見込まれているが、まず、現在の協会HP「NEOS」の「ホットコンタクト」をクリックし、協会本部から各会員に配布されたIDとパスワードを使用することにより、利用が可能となる。全ネ協では会員の活発な利用を望んでいる。

 
 電通「平成14年日本の広告費」発表  
 恒例の電通調査「平成14年日本の広告費」が2月17日発表された。これによると、日本経済低迷のあおりを受けて、平成14年1〜12月の総広告費は5兆7,032億円、前年比94.1%でGDP前年比98.6%を下回る結果となった。
 屋外広告は、2,887億円で前年比96.5%、落ち込み幅は広告費全体ほどではなかったが、6年連続の前年比割れとなり、低落傾向が続いている。
 ただ、電通では、平成15年のマスコミ四媒体広告費について、企業業績の改善、民間企業設備投資・IT関連生産・販売の回復などで、前年比100.4%と持ち直しを予想している。われわれ屋外広告にも景気回復が一日も早く訪れることを期待したい。

2002年(平成14年)媒体別広告費
媒体 広告費(億円) 前年比(%)
総広告費 57,032 94.1
マスコミ4媒体広告費 35,946 92.4
SP広告費 19,816 96.7
(内、屋外広告費) (2,887) (96.5)
出所:(株)電通「平成14年日本の広告費」
 
 昨年のネオントランス出荷状況は前年比96.7%  
 平成14年(1〜12月)のネオントランスの出荷台数は、概算で23万5千台となり、対前年比96.7%となった。内訳は、従来型が15万台、インバータトランスが17万台で従来型に換算して8.5万台として算出した。
 大手スポンサーに一部動きは見られたが、昨年同様厳しい状況が続いている。しかし対前年比で比較すると平成13年の88.4%に対して、下げ止まりの傾向が見られる。今年は底を打って反転することを期待したい。
 

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