平成元年、先代の古口忠社長が独立するときに一緒にこないかと、誘われたのが栗生和男現社長。それからはまさに二人三脚。古口さんがチャンネル文字を作り、栗生さんが鉄骨、板金を作ると、絶妙のコンビネーションでした。
平成11年、古口忠氏が37歳の若さで夭折、後の1年間を古口宏子夫人、そして平成14年、栗生さんが後を引き継いだ形で社長に就任しました。「古口さんは独立心があって、人望もあり、兄貴のような存在でした。この会社を残したい一心でやってきました。ホントに1年生です。」と、37歳の栗生さん。
チャンネル文字、鉄骨、板金と今までの得意な業務に最近は取り付けなどの現場作業が加わりました。従業員は2名、栗生さんを加えても平均年齢は30代前半の若い会社です。『お客様に迷惑はかけるな、納期は絶対守れ、残業は厭わずに』という古口さんの志を守って、「技術を上げて受注を増やしていきます」 と、先が見えない今の状態を乗り切る心意気。フレッシュな“硬派”とお見受けしました。
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