ネオン前線北上中

 
 うちのカンバン娘 2 
業務部
東北支部 東北エスピー(株)
渡辺亜由美さん
渡辺亜由美さん  「ハイ、東北エスピーです」と、会社のファーストインスピレーションを左右する電話応対も渡辺さんの仕事です。「“明るく、元気に”お客様と声だけの対応なので、笑顔を絶やさずに…。先様には見えないのですが」(笑)
 業務部の仕事は多岐にわたり、材料の発注から営業の補佐、お客様の対応、渡辺さんは意匠制作も担当します。
――いろいろな内容の業務をこなすんですね。入社何年ですか?

 3年目に入りました。周りの人たちに助けていただきながらなんとかやってます。
――ぼちぼち一人立ち?
 だったらいいんですが、まだまだです。
――仕事で心がけていることはなんですか?
 入社の時にいわれた“まずは挨拶”ですね。挨拶ができないと仕事もできないと教わりました。社内でも、朝一番にラジオ体操と全体朝礼。これで、体がしゃきっとします。その後に事務所内で朝礼、『よいオアシス運動』の唱和、各自の仕事の確認をします。
――『よいオアシス運動』?
 (よ)ろしくお願いします。(い)らっしゃいませ。(お)早うございます。(あ)りがとうございます。(し)つれいします。(す)みません。(は)い。さあ、やるゾ!という気合いが入ります。
 フレッシュで前向き、意外にお茶目ななべちゃんです。

 

 う・ち・の・会・杜 71 
九州支部 (有)別府電装
梅木勝正さん 写真は息子の梅木英二さん

梅木英二さん 日本を代表する温泉郷別府に創立して35年の(有)別府電装は、梅木勝正さんが24歳の時に独立創業。
 ネオン管曲げ、工事を主な業務として大分、福岡、熊本を中心に業績を広げてきました。
 「目標を定めにくい昨今ですが、なんとか工夫をして次代につなげていきたいと思っています。
 以前だったら外注していた基礎工事も自社でやる。鉄筋も重機を借りて組んでいく。土砂捨て場も全部自分で探してやる。これはできんちいうとれん」
 息子の英治さんも電気工事、ネオン管曲げの修行から戻り、即戦力に。3人の職人さんはみな30代。心強い限りです。
 「うちはそれだけは自慢できる。仕事のキリがつくまで休みをとらない。昼食もとらない。応援に来たヤツには気の毒だけれど」
 納期の最低二日前に納めるのが別府電装の常識!万が一のミスを未然に防ぐ。定評ある仕事の裏には努力あるのみ。やるしかない !!

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