北海道といえば左党にはこたえられないお酒の宝庫といえましょう。サッポロビール、十勝ワイン（池田町）、ニッカウヰスキー（余市町）の」ほか、日本酒では北の誉（札幌）、男山（旭川）など銘柄も多く、お酒のメーカーが全て揃っています。（小生もお酒が大好きです。）
　夏は爽やかな空気の中でのジンギスカンとジャガイモにはビールとワインが良く合います。
　寒くなってからの日本酒にはそのお酒に合った北海道ならではの海の幸に恵まれた魚介類がいっぱいです。
　札幌をはじめ全道各地を訪れる観光局の皆さんは景色の良さは勿論ですが、その土地の食材を生かした食べ物とお酒を堪能し、必ずもう一度来たいと言って帰るそうです。これからの冬の季節にはなんといっても熱い鍋を囲んでの冷たいビールと日本酒党には熱燗でしょう。
　魚介類も今が旬のサロマ湖や厚岸の牡蠣、近海もののウニ、ホタテ、毛ガニ、鱈とおいしいものがたくさんあります。ここまで聞いたらもう北海道へ来ない訳にはいかないでしょう。
　また、2004年からプロ野球の日本ハムファイターズが札幌ドームをフランチャイズにし熱い期待を集めていますし、サッカーのコンサドーレ札幌もＪ１からＪ２を目指し燃えております。
　是非、北海道へ！！お待ちしています。

　今から十五年ほど前、ふと幼い頃を思い出して安価な釣り具を買い求め会社の近くの川で釣りをしました。その時はいろんな種類の魚が簡単に釣れてそれはそれで楽しい思いをしたのですが、いい年して五目釣りもどうだろうと、『釣りは鮒釣りに始まって鮒釣りに終わる』といわれているのを思い出し始めたのが、まさかこれほどまでに熱中するとは思わなかったへら鮒釣りの始まりでした。
　早速地元の同好会に入会しました。休みという休みは全て釣行というありさまで、家族もなにもあったものじゃありません。始めた翌年の年末年始七日間続けて、雪の降る中、川の表面の氷を割りながら…それで、あたりをみたのはたったの２回。
　仲間曰く「岐阜のほうに管理釣り場というものがあるよ、真冬でもがんがんあたりがあるよ」その甘言につられて県外へ初めての釣行、北陸では深く雪の中に閉ざされるのにそこではひっきりなしのあたりです。案の定延々と管理釣り通いが始まったのです。
　釣りにはいろいろな楽しみ方があると思うのですが、へら鮒釣りの醍醐味はなんといっても水の中の想像ではないでしょうか。魚の寄り具合、食い気、気温、気圧等々を考慮しながら自分の組み立てが合った時の爽快感は格別です。まさに魚との対話ではないでしょうか。へら鮒という恋人のためならたとえ雪の中、雨の中、それこそ全てを忘れての人生最良の至福の時間をいただけます。まさに釣り糸の先を辿るとバカがくっついているのが釣りではないでしょうか。また昨今の難しい時代の中、自然の中で我を忘れて糸を垂れ、爪楊枝ほどの浮子先を眺めているのはこれ以上のストレス解消はないと一人悦に入っています。