■ 長寿の鍵
■ |
人は誰しも元気で長生きしたいもの。事故や大病もせず、普通に生きる事が条件。最近は医学が進歩したお陰で平均寿命が八十歳前後になってきた。ところが
DNAなるものが存在し、自分が希望しただけ生命を継げない場合もある。人の細胞膜をくるんでいる物質にミトコンドリアというものがあり、食べたものをエネルギーに替える働きをしているその遺伝子がどうも長寿か否かを左右しているというのである。それは一万六千個以上ある
DNA塩基配列のうち、五千百七十八番目の遺伝子にアデニン・シトシン・グアニン・チミンいわゆる ACGTの事である。そこがAであれば家系を問わず長生きするらしい。医学がもっともっと進歩したらCGTの人でもAに入れ替えすることが出来るかもしれない。百歳を超えてなお元気な人達のほとんどは五千百七十八番目がAであると報じられた。 |
(忠)
|