ちょっと・ヒント 「フィンチの嘴」 |
中部部 日本街路灯製造(株) 後藤保正 |
身の回りのことから経済・世界情勢まで、世の中がとんでもなくガタガタと激しく動いているのが実感される毎日です。皆様の会社はいざ知らず、当社は縮小する業界にあって、まさに戦国時代の小さな城持ちさながら波間に漂っております。そんな中で出会い「えっ」と驚いたガラパゴス島のフィンチ(鳥です)の姿をご紹介させて頂きます。 「フィンチの嘴」−ピュリッツァー賞のノンフィクションの抜粋で、ガラパゴス島のフィンチの生態を何年にもわたって調べたものです。この島の気候は年により変動が激しく、雨が極端に少ない年もあるようで、それに伴い植生も大きく変化します。結果として、えさの量と質も絶えず変わるわけです。フィンチはこの厳しい環境の中で生きていかなければなりません。フィンチに何が起きていると思われますか?高い所に住むもの・低い場所を好むものなど数種のフィンチがいるのですが、それぞれに嘴の形状・硬度が変わっていくのです。そうです、そこにあるえさを食べやすく生きられる嘴へと進化を重ねていきます。 フィンチが意志を持って進化するのか、神が進化させるのか、誰にもわかりません。いずれにしても進化しなければ、その種は滅んでしまいます。進化しても次の年の気候が逆になればその進化が仇になることもあります。こういう進化を重ねれば、環境に最適な一種になるかというとそうではなく、特徴は残しながらそれぞれに進化していくのです。不思議ですね。何だか、差別化が生き残りの決め手と言われる今の私達と同じと思われませんか?小さなフィンチでさえこんなに頑張っています。負けちゃいられません。どんな環境でも生き延びる強い会社へと進化させる原動力として、社長の最も重要な役割である高い志を持った「イノベーダー」をまっとうしなければと、無い頭を絞って悪戦苦闘の日々ですが皆さまはいかがでしょうか? |
趣味あれこれ 熱く しなよく 魅せる、乗らせる 阿波おどり |
中部支部 (有)増田塗装店 増田 剛 |
「内容は何でもいいから『趣味あれこれ』の原稿を書いて!」と急に言われて浮かんだのは子供の頃からのスキーに、最近では一番気軽に出来るボーリングや健康維持のスポーツクラブ通いかな?でしたが、ふと「まてよ。今、一番熱くなっているのは『阿波おどり』だ!」と思いながら書いてみました。 12年前に勤め先から今の会社(家業)に来た時に近所の友人が「ツヨシさん、帰ってきたんだ。早速だけど商店街夏祭りの阿波おどりに参加してよ。」と誘われた際に、思えば「子供の頃は踊ってたんだよな」ということで、始めることになりました。 |