(有)中倉サイン工芸は昭和57年4月、高橋義信さんが設立。独立当初はネオンサインの取り付けがメインでした。当時のお客様は同業者の看板屋さんがほとんどで、特に自社製作はしていませんでした。
数年してネオンサインに必要なチャンネル文字加工製作を始めました。
昭和から平成になり、古巣の(株)昭和ネオン仙台(営)からの受注も加わって忙しくなり、特別な営業活動をしなくても十分業績をあげることができました。平成13年の「みやぎ国体」の年までそのような状況が続きました。
その後仕事量も、受注金額も毎年のように減少し、その過程でネオンサインが主体だったのが一般看板の仕事が増え、現在は一般看板の受注量が90%近くを占めています。
今秋久し振りに仙台の青葉通りのアイクのネオン広告塔を受注とのこと。「従業員8人で安全を最優先し、最小のコストでお客さんに最大の満足をしてもらえる仕事をしようとハリキッています」「若い人にはあえて厳しいことを言います。それが会社のため、ひいては本人のためになると…。10年後には自主性を尊重した自由な雰囲気の会社になれればいいなと思っています」と、高橋さん。電話口からも誠実なお人柄が伝わってきます。
|