私たちは土地や建物の賃貸情報を様々なメディアで収集することが出来ます。そしてどの情報源であっても、賃貸価格や手数料、自社物件か仲介物件かの区別などが明確にされています。
一方屋外広告業界では媒体物件情報の入手方法は極めて限られています。また媒体物件の取引ルートや価格が判らないというのが普通です。これらのことが広告主からは不評であり、それが屋外広告離れの原因のひとつになっているとまで言われています。
当協会会員で媒体物件を自社のホームページで紹介している会社が何社かあります。中には媒体料金を明記するという勇気ある会社もあります。しかし個々の会社がやっていることですから、物件数や地域も限られ多くの物件を比較することは難しいのが現状です。
ここでご紹介するＷＥＢは、屋外広告の媒体物件を紹介するサイトとしては、これまでにないシステムをとっています。このサイト自体は、言わば「楽天」のようなもので、情報掲載の場所を提供しているだけです。
会社名が伏せてあるため何社が出店しているのか判りませんが、このような仮想商店街はユーザー（広告主）にとっては利便性の高いものです。
成約時にサイトに対して10％ほどの手数料を支払うとのことですが、それが明確であれば透明性の高い取引ができそうです。これで出店会社名や媒体料金が明記されるようになれば業界にとって革命的な試みだろうと思われます。 |
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