アドワークは日下部美佐治さんが昭和54年に創立、57年法人化し現在に至っています。
「電気工事の現場から次第に大型ネオンサインに興味を持ち、小さな代理店も経験、その後独立しました」と日下部社長。
三年間は小さなネオン工事が日々の仕事。一人で仕事をこなし力を蓄え、従業員が少しずつ増えていきました。
「ちょうど忙しくなってきたこともあり、物を造ることの大切さを痛感して自社工場を持ちました。工場は鍛冶屋みたいなもので、時には電話も聞こえないほどの賑やかさです」
「常にこころがけているのはいいかげんな仕事をしないということ。内照式看板などは、どこからか水が入り込んで鉄骨が錆びてくる。そうならないように見えないところもきちっと処理することが大切です。このやり方だから今があると、思っています」
正直な仕事はどんなセールストークにも優る。丁寧な仕事ぶりが新たな顧客を生みます。
「納期厳守はあたりまえですが、一時に仕事が集中するので、外注先との良い協力関係も大切です」
社員は20名。よそに負けないものつくりの心意気を感じさせる会社です。
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