ネオン前線北上中

 
 うちの看板娘 6 
電話応対&仕入れ担当
関西支部 協和電工(株)
卯川奈緒美さん
卯川奈緒美さん  8時半の業務開始と同時に次々に鳴る電話。会社のファースト・インスピレーションを左右する電話応対が卯川奈緒美さんの朝の仕事です。入社4年。柔らかい関西言葉で相手を和ませます。
――やっぱり朝は忙しいですか?
 そうですね。あとは納品書等の発行が主な業務です。一日に多いときは140枚ほど発行します。仕入れの納品書は最終的に全て締めて転記します。この作業だけはPCではなく台帳に記載していきます。会社の大事なデータですから、正確さを心掛けています。
――ランチはどうなさっているのですか?
 たいてい2、3人で食べに行きます。家が近い人は帰る人もいますよ。私の家も自転車で10分の所ですが、外食ですね。よく行くのはふらんす亭。スープとライスにサラダ付きハンバーグセットで680円。リーズナブルでしょ。
――楽しそうですね。
 3時に10分間のお茶の時間もあります。
――それも和みますね。ところでご趣味は?
 浜崎あゆみが好きでデビュー以来ずっと聴いています。詩に共感できますね。
――終業は何時ですか?
 5時半です。男性は残業する人が多いですが、女性はたいてい定時帰宅です。
――和みキャラなんですね。笑顔が目に浮かぶようです。

 

 
 う・ち・の・会・杜 84 
中部支部 (株)アドワーク
日下部美佐治さん

日下部美佐治さん アドワークは日下部美佐治さんが昭和54年に創立、57年法人化し現在に至っています。
「電気工事の現場から次第に大型ネオンサインに興味を持ち、小さな代理店も経験、その後独立しました」と日下部社長。
 三年間は小さなネオン工事が日々の仕事。一人で仕事をこなし力を蓄え、従業員が少しずつ増えていきました。
「ちょうど忙しくなってきたこともあり、物を造ることの大切さを痛感して自社工場を持ちました。工場は鍛冶屋みたいなもので、時には電話も聞こえないほどの賑やかさです」
「常にこころがけているのはいいかげんな仕事をしないということ。内照式看板などは、どこからか水が入り込んで鉄骨が錆びてくる。そうならないように見えないところもきちっと処理することが大切です。このやり方だから今があると、思っています」
 正直な仕事はどんなセールストークにも優る。丁寧な仕事ぶりが新たな顧客を生みます。
「納期厳守はあたりまえですが、一時に仕事が集中するので、外注先との良い協力関係も大切です」
 社員は20名。よそに負けないものつくりの心意気を感じさせる会社です。

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