ネオン業界の草分け的存在、東京ネオン(株)の創立は昭和2年。創業社長の廣邊泰蔵氏が大正11年に立ち上げた真空管製造の会社がその前身です。泰蔵氏はネオン管の国内製造を初めて手がけた方であり、ネオン協会設立時の発起人でもあります。
また二代目社長の廣邊裕二氏はネオン協会の会長を14年間の永きにわたって努め、 現在ネオン協会名誉会長という任にあり、業界の功労者でもあります。二代目社長は煙草のポスターボードや、大型ビジョンといった屋外広告のニューメディアに着手、新しい業界の方向性を指し示しました。
昨年11月末に新社長となられた藤田 進氏にお聞きしました。屋外広告業界にとって厳しい時代、三代目としてのビジョンは?
「まず、原点である「サイン工事」と「媒体事業」に注力し新体制の足腰を固めていきたい。と同時に時代にあった新しいメディア開発にもチャレンジしていきたい。」
藤田社長は協会青年部の代表世話人として、また各種委員として、忙しい責務の合間に、協会活動にも積極的に参加。
社風は代々『質実剛健』。基本を大切に、関係法令を遵守し、必要な工程はご納得いただけるまでお客様に誠実にご説明させていただきます。煩わしく思われてしまうこともありますが、結果的にはお客様にご満足いただき、かつご迷惑をお掛けしない最善の方法であると考えていますとの事。
事業においても協会活動においても、業界の範として藤田社長に大きな期待が寄せられます。
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