東洋ネオンは飛塚純吉氏が昭和28年に創業し、昭和46年に現在の株式会社に組織変更。そして次代を担うのは飛塚裕司氏です。先代とは伯父甥の間柄です。
先代の創業のいきさつはNEOS 26号(平成7年1月25日号)に。ネオンとの偶然の出会いから、ネオンに惚れ込み創業、そして業界の未来に対しての真摯な提言が綴られています。
創業以来の社の理念は「広告を科学する」。例えば景観に配慮した企業イメージを展開するといった提案型企業です。平成15年に取締役社長になった飛塚裕司氏はその大前提に加えて「全員攻撃、全員守備」を掲げています。製作から取り付けまで自社でまかない、社員数は8名。時には営業や事務も現場を、現場も営業を担います。
この業界に入る前は畑違いの酒店経営だったという飛塚社長は、「自分はまだまだ修行中ですが現場は大好き。みんなで作り上げていくことで仕事に対しての意識を共有する。そして職人集団の中に商人の自分が入ったことで、お客様の気持ちになって考えることができる。サインは仕上げのお化粧だと思います。気が抜けないですよね」。
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