面白ネットレビュー

 
〜 「ミクシー」って知ってますか? オヤジ扱いされないためのミニ解説
http://mixi.jp/    

 2004年2月にスタートした「ミクシー」というサイト。今年7月には僅か2年半で会員が500万人を突破。この会社9月中旬に上場するのですが、時価総額は1000億円を超える見込みとか。いったいどういうサイトなのでしょう。
 SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービスの略。インターネット上で、同じ趣味、興味を持つ同じ属性の人たちが集まってきて、そこで情報交換をする会員制のサービスです。
 このミクシーは会員の募集を行っていませんし、入会したくてもできません。既に会員となっている人からの招待状をもらった人のみが入会できるのです。
 インターネットの世界にこの閉鎖性はオヤッと思いますが、一般のブログや掲示板のように開かれたものでは、匿名による誹謗中傷や、発言の信憑性など様々な問題が起きています。SNSの特長は非匿名性による安心感なのです。会費無料のSNSにとっての収入源は広告です。では、ミクシーに広告を出すことにどんなメリットがあるのでしょうか。ページビューという調査データがあります。これは単純なヒット数ではなく、そのサイトを何ページ見たかというものです。ミクシーでは、このページビューが極めて多く、1人1日に平均50ページも見ています。つまり、深い利用がされているわけで、ミクシーでは1つの広告を1人20回見るのだそうです。例えば、YAHOOに出す広告と何が違うのでしょう。不特定の1000万人に1回だけみてもらうのと、ある属性で共通する50万人に20回見てもらうという違いがここにあるのです。ターゲットを絞れるうえに反復訴求できる。広告効果がいかに高いかは容易に想像がつきます。
 皆さんにお子さんから招待状が届くことをお祈りします。



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